■登場人物
十六夜月のツクヨミ
新しくツクヨミになったばかりの青年。初任務への使命感で燃えている。
武内(たけのうち)むつ
金鵄の名家「武内家」の娘。楽観的でフレンドリーなギャル。キモいものを見るとバットでぶん殴りたくなる。
新月のツクヨミ
秩序と掟を重んじる生真面目なツクヨミ。代々ツクヨミを輩出している名家の出身で、将来を嘱望されているエリート。
蘆屋(あしや)キヨミ
“四十代目 蘆屋道満”で、陰陽道を極めた金鵄。堅物の新月に文句を言うこともあるが、なんだかんだで可愛がっている。
満月のツクヨミ
弱肉強食と自由を重んじるツクヨミ。時として破壊的な手段を用いることをいとわず、組織内でも危険視されている。
武内いつ
むつの兄。武内流合気柔術の名手。満月の破壊的な生き方に魅せられており、彼の喜ぶことは何でもする。
半月のツクヨミ
特殊任務専門のツクヨミ。豊富な経験を持ち、バランス感覚に優れている。なぜか金鵄である迅雷のお目付け役でもある。
諏訪迅雷(すわじんらい)
強大な神“ミシャグジ”を身に宿した金鵄。普段は結界の張られた部屋に封じられており、半月が世話をしている。
「ムー」編集部のお墨付き! 推薦コメントが到着
この作品は神や悪魔や精霊や都市伝説的存在などが「神魔」だという。それは「人知れずうごめく怪異たち」で「時として人に災いをなす」と。
世界各地の神々を並列に怪異として扱い、札に収めてしまう行為に戦慄する。
しかし、よく考えれば、これらは「画家K」による似姿にすぎない。
グノーシス主義になぞらえれば、あくまでも一定のゲームの中、その電子的物質世界が創造されているわけだ。
神魔が「偽神」によって創造されたものという並列措置は、この世にプレローマのアイオーンなど存在しないのだ、という挑発のようでもあり、悪の存在、混在を包含している。
この画家Kは、かつて“デジタルデビル”を多数、世に放った大罪人として知られているのは皆さんご存じの通り。
しかも、この画家Kの御業は人工知能に分散継承され、造物行為が拡散されてしまうという。
アイオーンを真似た偽神デミウルゴスの造物を、さらに人工知能に託すとは、予測できない世界の創成が始まりそうだ。
この見通しにくい多層構造の中で、われわれは、月神ツクヨミとなる。
日々、姿を変える月だけは、デミウルゴスの御業にとらえることができないと期待しよう。
一本しかない柱は唯一神の存在を示唆するのか。
堂々たる不敬の造物行為に、震えが止まらない。
【ゲーム情報】
タイトル:神魔狩りのツクヨミ
ジャンル:カード創造ローグライク
配信:コロプラ
プラットフォーム:iOS/Android/PC(Steam)
配信日:配信中(2025年5月7日)
価格:基本プレイ無料(アイテム課金制)
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