LCCより安いけど代償がデカすぎた…
座席争奪戦&iPhone充電残り10%の極限サバイバル! FlixBusで味わった地獄の13時間
2025年03月12日 07時30分更新
ゴール間近のどんでん返し! 実は充電できたFlixBus
自分の席の座面の下もよくよく調べてみると、電源コンセントが見えました。なにかプラスチックのものが足元にあるな……というのは気がついていたのですが、車内が暗すぎるのと、グラグラした安っぽい手触りの箱だったので、シートの金具に取り付けるカバーかなにかと思ってたんですよ。
とりあえず電源コンセントに充電器をセットしてみると、無事充電できました(多幸感)! これでバルセロナ到着後に慌てて充電できる場所を探す必要がなくなりました。特にiPhoneにはApple Payに決済系を入れている関係上、バッテリーがないと支払いに手間取るだろうと心配していたため、めちゃくちゃ助かりました。
13時間のバス旅、心労でヘトヘトになりました
そんなこんなで、まったく心が落ち着かなかった13時間のバス旅。なんともいえない達成感から変にテンションは高かったですが、正直まともに寝られず、バルセロナに到着した頃にはヘロヘロでした。ちなみにバルセロナ北バスターミナルへは、15分ほど早く到着しました。
FlixBusには何度も乗っているので、慣れから油断して充電などの準備を怠ってしまったなと反省しつつ、日本からの15時間のフライトのあとに、13時間のバス旅なんて、人にはオススメできないなと感じました。とはいえ、すべて終わってみるとおもしろい経験ができたな、くらいに感じてしまうので、懲りずにまた乗ってしまうんでしょうけどね!
訂正とお詫び:初出時、一部表記に誤りがございましたので、訂正いたしました。(2025年3月12日10:10)
この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)
世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。
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