現地での体験をもとに、ラスベガスに関する疑問をQA形式で紹介!
カジノって安全? 夜に歩いても大丈夫? 毎年ラスベガス取材に行く記者のとっておきの話
2025年01月14日 17時00分更新
Q4.便利な移動手段は?
A4.モノレールが街を縦断している。公営のラスベガス・モノレールが、メイン通り北端のサハラ・ラスベガスから、南端付近のエム・ジー・エムまで縦断的に敷かれており、主要なホテルを駅として、深夜まで走っています。料金は1回乗車券が6ドルで、24時間以内なら何度でも乗れる券が15ドル。3日券なども用意されています。
観光目的なら、24時間券を買って、駅からタクシーに乗ったり、歩いて移動すると費用も抑えられ、効率的です。エム・ジー・エムから南端のマンダレイ・ベイまでは無料のトラムが走っていて、街中のほとんどの場所にアクセスすることができます。
Q5.お酒に関するルールは?
A5.比較的寛容だが、ガラス瓶を持ち歩いて飲むのはNG。海外旅行では、お酒を飲むことを楽しみにしている方も多いと思います。日本では路上で飲酒をすることそのものは違反になりませんが、ラスベガスには(というか、海外の多くの都市には)路上での飲酒に関する法律や条例が存在します。
例えば、ラスベガス市が属するクラーク郡では、特定のエリア・状況での公共の飲酒が制限されています。ラスベガス市の条例は、公共の場での「ガラス容器による」飲酒が禁止されています。瓶入りのビールを購入して、街中を飲みながら歩いていると、警察やセキュリティースタッフに注意されるはずです。万が一条例や法律違反と見なされると、数百ドルから数千ドルの罰金や、悪質だと判断された場合、最悪は勾留や逮捕もあり得るので、お酒を飲んでもいい場所で、安全に飲むようにしましょう。
Q6.チップの相場やマナーは?
A5.飲食店、ホテル、タクシーなど、いたるところにチップ文化は見られ、マナー化している。アメリカといえばチップ文化。ただ、外国人にとっては馴染みがないので、どこで、どの程度支払えばいいのかがよくわかりません。大きく分けると、レストランやバーなどの飲食店、宿泊するホテル、移動手段のタクシーやウーバーでチップの支払いが半ばマナー化していると感じます。
レストランやバーでは、会計時に渡されるレシートにチップとして渡したい金額を書き込んで返す方式が最も多く見られると思います。相場的には会計の15〜20%程度(高級なレストランでは〜30%程度)で、クレジットカードでの支払い時に、電子端末からパーセンテージを自分で選択するパターンの飲食店も見られます。クレジットカード+レシート方式の場合、数日してから、書き込んだチップ分が決済されているのが確認できるはずです。
ホテルでは、主に部屋の清掃に対するチップを渡す人が多いと思います。朝、部屋を出る際にベッドサイドのボードなどに現金を置いておくと、その日の清掃を担当してくれる方が回収していきます。こちらの相場は1泊につき2〜5ドルくらいが相場だと思います。チップと共にメモ書きで感謝の言葉を書き残しておくといいでしょう。
タクシーやウーバーは、10〜20%程度が相場だと感じます。こちらも、クレジットカードでの支払い時や、アプリでの配車時は、電子端末やアプリから、任意のパーセンテージを入力できるようになっています。
ラスベガスを訪れる際は、チップ用に小額紙幣をいくらか準備しておくといいと思います。ちなみに、ファストフード店、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどでは、チップを支払う文化はありません。
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