会場で目立っていたスタートアップ企業の技術を紹介
脳のマッサージ機や針なし注射、CESで見つけた“これから来る”技術まとめ
2025年01月10日 21時50分更新
スマートグラス、いよいよ快適になってきた
こちらはEureka Parkの後に訪れたコンベンションセンターでのブースで発見したスタートアップ技術。国内企業のセリッドは「ウェイブガイド」と呼ばれるARグラス用のディスプレーレンズを開発している。
鮮やかなフルカラーの表示に対応しながら、一般的なメガネのレンズと同等の薄さ、軽さを持っているディスプレーレンズ。ガラス製のものと、プラスチック製のものと2タイプが展示されていたが、プラスチック製のものは特に薄くて軽い。
試用させてもらったところ、同社のレンズを用いたスマートメガネは極めて軽く、普通のメガネやサングラスをかけている感覚と変わらなかった。映像も非常にクリアで鮮やかだった。
コンシューマー向けではなく、部材メーカーとしてプロダクトメーカーにレンズを提供したり、OEM/ODM開発をメインとしている。市販化に向けて進行中のプロジェクトをいくつも抱えている状況であり、また、今年のCES会場では、国を問わないさまざまな企業から、かなりの反響があったとのことだ。
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