JN-IPS2380UHDR-C65W-HSPをレビュー
実は超レアな23.8型4Kディスプレー、USB Type-C給電・KVM・昇降式多機能スタンドで約4.2万円はコスパ激強
2025年02月08日 10時00分更新
自在に角度調整できる昇降式多機能スタンド
JN-IPS2380UHDR-C65W-HSPはスタンドも魅力的だ。125mmの高さ調節をはじめ、左右に30度ずつ振れるスイーベル、最大90度まで回転できるピボット、下方向に5度・上方向に15度傾けられるチルトに対応。「昇降式多機能スタンド」の名に恥じない可動域の広さだ。
なお、OSDの操作ボタンはパネルの底部右側にある。操作性は悪くないが、多少の慣れは必要だろう。ちなみに、OSDメニューを開いていない時のボタンの役割は、メニューの表示(M)、音量の設定・メニューのカーソル操作(▼)、クロスヘアの表示・メニューのカーソル操作(▲)、入力ソースの表示(E)、電源のオンオフ。
まとめ:稀少性も機能性もコスパも高い鉄板モデル
JN-IPS2380UHDR-C65W-HSPの直販価格4万1980円は、「映ればなんでもいい」という人からすると高価に思えても不思議ではない。23.8型4Kモデルはかなり珍しく比較対象が少ないところも悩ましい。
しかし、Amazonではなんと3万6691円など、3万円台で購入できるネットショップもちらほらある。没入感を高めるパネルや映像出力・給電可能なUSB Type-C、KVM機能、可動域の広いスタンドなどの高機能性を考慮すれば、本機のコスパはかなりイイと言っていい。
ふだん使いに映像鑑賞、クリエイティブワークなど、幅広い用途で頼りになる1台で、4Kディスプレーをなるべくおいしく購入したい人の心を強く、強く、強く揺さぶることだろう。本稿を読んで「おっ! これはっ……!?」と食指がビクぅぅぅーンと動いたら、それが買い時かもしれない。
| JN-IPS2380UHDR-C65W-HSPの主なスペック | |
|---|---|
| パネル | 23.8型IPS(ADS、非光沢) |
| 解像度 (アスペクト比) |
3860×2160ドット(16:9) |
| 表示色 | 10.7億色(sRGB:100%、DCI-P3:95%) |
| 輝度 | 300cd/m2 |
| コントラスト比 | 1300:1 |
| 視野角 | 178度(水平)/178度(垂直) |
| リフレッシュレート | 最大60Hz |
| 応答速度 | OD時:8ms(GtoG) |
| インターフェース | DisplayPort 1.4、HDMI 2.0、USB Type-C、USB Type-A×2、USB Type-B、オーディオ出力ほか |
| スピーカー | 2W×2 |
| チルト | -5度~+15度 |
| 高さ調節 | 125mm |
| スイーベル | 左30度、右30度 |
| ピボット | 90度 |
| サイズ/重量 | 約542(W)×191(D)×380~505(H)mm/約4.4kg |
| その他 | AMD FreeSync、HDR10、USB PD(最大65W)、VESAマウント(75×75mm) |
| 直販価格 | 4万1980円 |
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