JN-IPS2380UHDR-C65W-HSPをレビュー
実は超レアな23.8型4Kディスプレー、USB Type-C給電・KVM・昇降式多機能スタンドで約4.2万円はコスパ激強
2025年02月08日 10時00分更新
デスクトップPC&ノートPCの2台使いで便利なKVM機能
JN-IPS2380UHDR-C65W-HSPのインターフェースには、映像入力用のHDMI 2.0、DisplayPort 1.4、USB Type-Cに加え、KVM機能用のUSB Type-BとUSB Type-A×2基がある。
筆者のわがままで恐縮だが、HDMIは可能であれば2基、欲張ると3基ぐらいつけてほしかった。筆者はPlayStation 5、Xbox Series X、Nintendo Switch、ゲーミングPCを所有しているためだ。もし複数の家庭用ゲーム機をつなぎたいのであれば、市販のHDMI切替器を利用するといいだろう。
とはいえ、本機のKVMという特殊機能については大歓迎だ。KVMとは、「キーボード(K)」「ビデオ(V)」「マウス(M)」の略称で、キーボード・ディスプレー・マウスを2台のPCで共有できるというもの。
まずはディスプレーにキーボードとマウスをUSB Type-Aで接続。1台目のPCはHDMI(もしくはDisplayPort)とUSB Type-Bで、2台目のPCはUSB Type-Cでディスプレーに接続するイメージだ。「どういうことだってばよ?」と混乱する方もいると思うので、下図をご覧いただきたい。
仮に、HDMIかDisplayPortにつないだPCを「デスクトップPC」、USB Type-Cで接続したPCを「ノートPC」としよう。KVMのソース切り替えで「PC」(HDMIもしくはDisplayPort)に切り替えると、デスクトップPCでキーボードとマウスが使えるようになる。
逆に、映像入力ソースを「Type-C」に切り替えるとノートPCでキーボードとマウスが使えるようになるといった感じだ。つまり、ディスプレー側の映像入力ソースを変更すると、それに応じてキーボードとマウスの主導権も自動で切り替わるのだ。
使い慣れたキーボードとマウスを2台のPCでシームレスに共有できれば、生産効率が上がるだろう。筆者としては、デスクトップPCはゲームプレイ、ノートPCはメモ入力というパターンでKVM機能を活用できたら……と考えている。
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