JN-IPS2380UHDR-C65W-HSPをレビュー
実は超レアな23.8型4Kディスプレー、USB Type-C給電・KVM・昇降式多機能スタンドで約4.2万円はコスパ激強
2025年02月08日 10時00分更新
色再現性も解像感も高い4K IPSパネル
特筆すべきは4Kの実力を余すことなく発揮できるパネル。sRGBのカバー率は100%、DCI-P3は95%と色再現性が高いうえに、どの角度から見ても鮮明な映像を映し出せるIPSパネルを採用している。さらに、明暗を鮮明に表現してくれるHDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応。色味が良いので、映像鑑賞用として本機を使っても良いだろう。
下辺を除く3辺のベゼルが狭いフレームレスデザインは、映像鑑賞時の没入感を高めてくれる。ベゼルの幅は約1.75mm、液晶非表示幅は約4.5mm。YouTubeやNetflixなどの映像を全画面表示で鑑賞しても満足できる体験になるだろう。ただし、23.8型だと距離によっては没入感に差異が生じるかもしれない。筆者が試した感じでは、1メートル未満がベストだと感じた。
画質もチェックしてみたが、色鮮やかな映像美を堪能できた。文字も画像の色味も鮮明なので、テキスト入力や写真・動画編集などの作業はこれ1台でなんとかなるかもしれない。
しかし、内蔵スピーカーは低音の弱さが気になった。出力は2W×2とそれなりなのだが、映画やゲームでは低音の自己主張が弱く、爆発音や銃声は迫力に欠けた。臨場感を重視するなら、ヘッドセットや外部スピーカーを使ったほうが良いだろう。
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