週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ポリネシアの伝統を祝い伝える祭典「Heiva I Tahiti」

椰子の実ヤリ投げや巨石重量挙げにダンス!タヒチの伝統スポーツが大迫力でおもしろかった

2024年10月23日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス/ASCII

●現地ならではのスポーツを楽しむ

 またヘイヴァ・イ・タヒチはダンスだけでなく、同時にスポーツ大会も開催されます。このスポーツも、タヒチの伝統を汲んだ種目ばかり。たとえば投てき競技では、高く掲げた椰子(ヤシ)の実をめがけて皆が一斉にヤリを投げ、チームで何本、椰子の実に刺すことができるかを競います。

投てき競技はスタートの合図のあと一斉に投げるというもの

約6メートルほど離れた場所に設置された、高い柱の上にあるココナッツを狙って木製の長い槍を投げます

飛距離ではなく、この椰子の実に何本刺せるかで勝敗が決まります。普通に刺さってすごい

 重量挙げは、いわゆるバーベルではなく、巨石を持ち上げるといった感じです。

丸く持ちづらそうな巨石を持ち上げる重量挙げ

皆が見守る中、しっかりと持ち上げていた。すごい!

 そのほか椰子の実割り競争や、アウトリーガーカヌーレースなど。各競技が始まる前は、現地の宗教儀式などもあり、タヒチの伝統や文化をしっかりと感じられるものとなっています。

こちらの椰子の実割り競争はスピード勝負。割ったあと中の実を取り出して、袋に詰めるまでを競います

ものすごい量を裁きまくる

 もちろんタヒチ島やそのほかの島には、常設の博物館があったり、季節のカルチャーイベントも開催されていたりしますが、ヘイヴァ・イ・タヒチの時期なら、さらに色々な観光スポットやエンターテイメントを効率良く回れちゃうのでオススメです。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事