「Starfield」
Starfieldは画質プリセット“低”を選択しつつ、レンダースケールはFSR 3“バランス”相当の58%に設定。都市ニューアトランティスのMAST地区を移動する際のフレームレートを計測した。
いままでKB5041587導入後はフレームレートが多少なりとも伸びていたが、このStarfieldでは影響がない、と断言していいだろう。若干最低フレームレートが下がっているが1fps程度なので誤差レベルだ。
消費電力もKB5041587の導入前・導入後で変化しない。Ryzen 7 9700Xの消費電力が7700Xより7W低いのは、9700XのTDPが65Wだからである。
「Cities Skylines II」
CPUヘビー、特にシミュレーションの負荷が非常に高いCities Skylines IIも試しておきたいところだ。画質“最低”をベースに、アンチエイリアスはFXAAに設定。内蔵のアップスケーラーは“無効”とした。人口60万人弱の都市を用意し、フライバイ的な視点に設定したカメラをマップの端から端まで移動した際のフレームレートを計測した。時間を止めずにリアルタイムでシミュレーションが動いている状態で計測している。
KB5041587導入後はどちらのCPUでもフレームレートが伸びているが、その差はせいぜい1fpsと極めて微妙なところ。誤差と切り捨ててもいいが、複数回の計測の傾向としてわずかにフレームレートが上がっているようなデータが観測できたので、KB5041587は少しは効果ありと言っていいだろう。
CPUの消費電力に関してはこれまでの検証にある通り、KB5041587の導入前・導入後で違いはない。
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