こんにちは。モリケンです。ジサトライッペイさんも受けたインテルPCマイスター・上級カリキュラムin関東の2回目が、2024年6月15日(土)・6月16日(日)に行われました。一度受けてみたかったし、話のネタにもなるだろうと参加することにしました。
第1回インテルPCマイスターの模様はこちら
インテルのカスタムPC伝道師育成カリキュラム「インテルPCマイスター」に、アスキー編集部から3人を派遣。試験を突破しないと取得できない「上級」にはジサトライッペイが挑戦!
申し込みをした段階では、6月15日の枠はすでに埋まっており、6月16日の試験を受けることに。それから約1ヵ月半後の8月9日。ようやく合否連絡がきたわけですが、結果は不合格でした。なぜだ!
2日間で合計40名が受け、なんと合格者は1名……! 合格率わずか2.5%の狭き門でした。そんなインテルPCマイスター・上級カリキュラムの流れと合否までの流れを紹介しましょう。
最大の難所はいろんな意味で「筆記」でした
カリキュラムはジサトライッペイさんが受けた内容を1日で行う形。まずは合否には関係ないPCの組み立てから。受験者のPCパーツ構成はそれぞれバラバラで、上級カリキュラムを受ける人にはさして問題ないところですが、I/Oパネルが一体型か否かなどの差異がありました。
組み立てを行った後はBIOSまで起動するかを確認して、無事起動すれば完了。カリキュラム開始直後はあまりに静かだったせいか、ここではまわりの人としゃべっても大丈夫という声がかかり、少し緊張感がほぐれたと思います。
時間制限内で全員の組み立てが完了したあとは、グループディスカッションに移行。これは数名で班を組み、各グループに配られたお題に沿ったPCの提案をショップ店員という立場でディスカッションして代表が発表するというもの。
これが正直イチバンおもしろかったです。ネットやSNSなどでPCパーツの構成を議論することもあるでしょうが、直接トークするのはなかなかない機会だと思います。お題は2つあり、「この人ならBTO PCでいいかも」や「いやこの構成が……」など、各グループトークが弾んでいました。
休憩をはさみ、いよいよ合否を決める試験パート。まずはトラブルシューティングの対応についての試験になります。これはそれぞれ異なった理由で起動しないPCを各人に用意され、その理由を探して対処するというもの。
通電確認(最大3回まで)を経て、きちんと対応できたか判断されます。こちらもPCをふだんから組んでいる人にはさして難しくはありませんが、最大の難所はトラブルの原因を紙に筆記するというところ。ふだんPC作業ばかりの私にとってはここが結構厳しかったです。漢字が全然出てこない……。
次は純粋なる筆記試験。内容はPCの構成を提案するものや、CPUの技術説明、PCパーツの知識などを回答します。ここは正直時間が足りませんでした。問題の数を見間違えた(裏にも問題があるなんて!)という手痛いミスもありましたが、なにより久しぶりに行なった「ペンで書くという行為」に疲れが出ていたに違いありません……。
ちなみに、どちらの試験でもスマートフォンを使って検索して記載することは認められていました。「それなら余裕でしょ」と思った人は多いと思います。しかし、限られた時間内で言葉をまとめるという作業は案外難しかったです。
レーダーチャートでざっくりと成績がわかるものの……
結果発表は当初、1ヵ月後の予定ということでしたが、試験内容や採点基準などが変わったためか、結果がきたのは約1ヵ月半後の8月9日でした。結果は冒頭でも書きましたが、私は「不合格」で同期の合格者はわずか1名でした。そして、合否のメールには、下記のレーダーチャートが添付されておりました。
レーダーチャートによると、CPU高難易度問題と基礎知識が足りていなかった模様。円が6段階あるので、「それぞれ1段階上だったら合格だったのかな?」と考えもしましたが、合否のラインは説明がなかったので私にはわかりません。
正直、CPU高難易度問題については、時間ギリギリで回答したので仕方がないかなと思います。でも……、えっ、基礎知識!? 自信あったけど!? とちょっとモヤっとした気持ちは残りました。しかし、結果は結果。甘んじて受け入れましょう。
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