週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

JONSBO「C6 Handle」

【鉄板&旬パーツ】ギッシリ詰め込んだ感が最高な小型ケースでPCを組んだら想定外のことが多数起きた

2024年05月18日 12時00分更新

 いま旬なPC自作と言えば、白色のPCケースやパーツを組み合わせたホワイトコーディネートと、ピラーレスPCケースでのPC自作だが、今回注目したのはショップのPCケースコーナーで、一定の存在感を保っているコンパクトPCケースだ。

 組み立て難易度は高いが、LIAN LI「A4-H2O」など世界的に人気となったMini-ITXケースも魅力的だが、目を惹かれたのは4面メッシュのJONSBO「C6 Handle」だ。

JONSBO「C6 Handle」は、4面メッシュでコンパクトでも高いエアフローを実現だ

2022年ごろに大人気となったコンパクトゲーミングPC自作。LIAN LI「A4-H2O」など、多くの魅力あるPCケースが発売された

 「C6 Handle」は、昨年4月に登場した「C6」のバリエーションモデルで、その名のとおり、トップに持ち運び用ハンドルを取り付けできる。エアフローに優れた4面メッシュパネルに、幅202mm、奥行き266mm、高さ295.2mmのコンパクトサイズながら、Micro ATXに対応しているのが特徴だ。

 Micro ATXフォームファクターは、約244×244mmサイズなのを踏まえると、かなりギリギリの内部スペースになるわけだが、200~255mm(2.5/3.5インチの有無で変化)までのビデオカードや、ATX規格の電源ユニットに対応する。

 そのほか、2.5インチベイ×2と3.5インチベイ×1に、トップ120mm/140mmファン×1、フロント120mmファン×1、ボトム120mm/140mmファン×1といった拡張スペースを備える。魅力あるスペックを備えつつ、価格が6980円と手ごろなのが最も惹かれたところだ。

4面+ボトムがメッシュ仕様となっている「C6 Handle」。高エアフローを活かしたゲーミングPCを組むことにした

価格以上の品質の「C6 Handle」

細かな穴があいているメッシュパネルを4面に装備している

ボトムも大きくあいており、メッシュのシートがスタンド部とともに固定されていた

パネルとフレームのカラーは、同じ黒色だが、色の濃さが異なっている。色合いだけだが、シックなデザインになっている

おまけ要素だが、面ファスナーの持ち手が付属する。トップのフックに通すことで持ち手になる

フロントにはUSB Type-A、Type-Cが各1ポートと、ヘッドホン端子を装備。電源ボタンの外周はLEDで発光する

拡張スロットは4本で、スロットの目隠しは筐体と同じ黒色で、2つ付属していた

4面パネルはツールレスで着脱可能

背面のレバーで、まずトップパネルを浮かして外してから、サイドとフロントパネルを外す流れだ

パネルを外した状態。4面から内部にアクセスできる。作業性は良さげだ

フロントとトップとファンや2.5/3.5インチストレージは、付属のマウンターで固定する

大きくひらいたボトム部。120/140mmファンを取り付け可能だ

ボトムのメッシュシートには、ネジ穴が設けられていなかった。ファン固定時はメッシュシートを取り外す必要がある

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事