Lepton Hydro WSZ790をレビュー
14900K&RTX 4080 SUPERのデュアル水冷ワークステーションはNoctuaファン×6で静音性も死角なし
240mmラジエーター2基とNoctuaファン6基で
なるべく静かに強力冷却する構え
CPUクーラーのラジエーターは天面、GPUクーラーのラジエーターは前面に装着。エアフローは前面吸気、天面・背面排気となる。とにかくファンが多く、ハイエンドワークステーションらしい贅沢な構成と言える。
CPU・GPUクーラーのラジエーターサイズはいずれも240mmで、ファンはサイコムではおなじみのNoctua製の120mmモデルを採用。CPU側が「NF-F12 PWM」で、GPU側が「NF-A12x25 ULN」となる。
PCケースファンもNoctua製で、前面に「NF-A12x25 LS-PWM」、背面に「NF-A12x25 PWM」を搭載。いずれも静音性と風量のバランスに優れ、サイコムの品質に対する強いこだわりが表れている。
また、水冷クーラーのベースはいずれも高品質なオールインワン水冷ユニットで知られるAsetek製。CPU側は「624S-M2」の水冷ヘッドをカスタマイズしたもの。GPU側は「Hybrid GFX 240 LCS」を組み込んだオリジナル品となる。
なお、PC自作だとビデオカードをカスタムした場合、当然ながら保証は失効するわけだが、Lepton Hydro WSZ790はBTOパソコンだ。故障した場合はもちろん保証が受けられる(1年間は無償保証、初期不良は30日)。そこも隠れたメリットの1つと言える。
今回は外観と内部にフォーカスしたが、次回は性能面を中心にレビューする。発熱や静音性にも迫る。
■関連サイト
週刊アスキーの最新情報を購読しよう