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Lepton Hydro WSZ790をレビュー

14900K&RTX 4080 SUPERのデュアル水冷ワークステーションはNoctuaファン×6で静音性も死角なし

2024年05月08日 10時00分更新

ミドルタワーPCケース「P20CE」を採用
3面ダストフィルターでメンテナンスしやすい

 Lepton Hydro WSZ790のPCケースは、Antecのミドルタワーモデル「P20CE」。本体サイズは約220(W)×469(D)×490(H)mmと小さくはないが、ワークステーションとしては手頃な大きさと言っていい。

 外観は前面カバーのデザインがユニークだが、配色はブラックとグレーで落ち着いている印象だ。メンテナンス性の高さも特徴で、前面・天面・底面にダストフィルターを用意。すべてのダストフィルターはドライバーなどのツールなしで簡単に外せる。

14900K&RTX 4080 SUPERのデュアル水冷ワークステーションはNoctuaファン×6で静音性も死角なし

前面カバーもツールレスで簡単に取り外せる。中にはクリップタイプのダストフィルターも装着している

14900K&RTX 4080 SUPERのデュアル水冷ワークステーションはNoctuaファン×6で静音性も死角なし

ダストフィルターの奥には3連ファン。そのうち2基は水冷ビデオカードのラジエーターのものだが、残り1基はPCケースファンとして装着している

 ワークステーションは1日あたりの稼働時間が長くなりがちだ。長期に渡って運用するには、パフォーマンスを維持するための定期的な清掃が欠かせない。その点、P20CEの設計は非常にシンプルかつ手軽で好感が持てる。

 天面のダストフィルターはマグネット式なので簡単に取り外せた。ここをふさいでしまうと排気が滞り、PCケース内のエアフローを阻害してしまうため、物を上に置かないようにしよう。

14900K&RTX 4080 SUPERのデュアル水冷ワークステーションはNoctuaファン×6で静音性も死角なし

天面のダストフィルターは一般的なマグネット式。ほこりがたまってもサッと掃除できる点がいい

 ダストフィルターは底面の電源ユニット下部にもある。こちらはスライド式で、本体背面下部から引き出してメンテンナンスできる。

14900K&RTX 4080 SUPERのデュアル水冷ワークステーションはNoctuaファン×6で静音性も死角なし

底面のダストフィルターは電源ユニット直下にある

 なお、側面パネルは左右ともスチールの1枚板だが、BTOオプションで騒音・振動吸収シート(+2860円)を追加できる。自動車などでも採用例がある、アスファルトを特殊加工した防振シートで、PCケースのビビリ音低減に効果的とのこと。静音性を高めたい人は覚えておいてほしいカスタムメニューだ。

14900K&RTX 4080 SUPERのデュアル水冷ワークステーションはNoctuaファン×6で静音性も死角なし

騒音・振動吸収シートは両側面パネルの内側に貼られて出荷される

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