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フェリー片道4500円+αで海外旅行

激安! 青春18きっぷ+フェリーで韓国・釜山へ行ってみた

2024年04月17日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス

Wi-Fiは使えないので要注意
スマホやPCの充電は共有

 気になるのは電源とインターネット接続ですが、どちらも2等室だと厳しいです。電源は各部屋に2ヵ所ほどなので、10人ほどで共有して使うことになります。これはベッドタイプの部屋も同じで、ベッドに電源はありません。なのでモバイルバッテリーを用意しておいたほうが無難です。

ドミトリータイプの部屋も電源は1ブロックに1ヵ所だけですが、USBのポートもあります

なので、当然取り合いになります

 また船内にはWi-Fiもなく、インターネット接続サービスも提供していません。なので乗船中は諦めて寝るか、動画などを観たい場合はあらかじめダウンロードしておきましょう。ただし、出港してからもしばらくは意外とモバイル通信の電波はキャッチできます。さらに下関と釜山も朝6時くらいには港付近に到着しているので、そこでも電波を掴んで通信できます。

「No WiFi」なのは、インターネットに接続していないと干からびてしまう筆者にとって、ちょっと辛い環境です

下関も釜山も港の施設が開くまで待機のため、近くで停泊している時間があり、その間は窓側やオープンスペースでモバイル通信の電波をキャッチできる

釜山でたっぷり遊んだら、翌日21時に釜山を出港。ゲーミングPCのようなカラフルなライティングの釜山大橋をくぐるので、写真映えします

2等旅客運賃の30%割引きも若干空きあり
GWに船旅してみる?

 というわけで、格安の海外旅行が実現できる関釜フェリー。今回の「青春18きっぷ旅 大応援キャンペーン」だけでなく、2等旅客運賃が30%割引きとなる「インターネット予約割引き」を提供しています。GW期間中(4月27日〜5月6日)のインターネット予約割引きは2等客室で片道7200円となるものの、原稿執筆時の4月16日時点では、まだ若干空きがあるようです。もしGWの旅行を決めていないなら、釜山への船旅を検討してみるのもオススメですよ!

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この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)

世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。

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