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案外、部屋で仕事もできそう

豪華客船の船内って実際、どうなってるの?「ウエステルダム」の船内に潜入してみた

2024年04月10日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス

気になる客室は6タイプ!
85%が海側に面したベランダ付き

 ウエステルダムの客室は船の中央部分にあり、窓の無いいちばんコンパクトな内側客室から海側客室ベランダ客室シグネチャースイートネプチューンスイートピナクルスイートの6タイプ。内側船室をのぞく80%が海側に面しており、多くがプライベートベランダ付きとなっています。いずれの船室もベッドマットが35cmと厚みがあって寝心地が良く、長旅でも疲れなさそう。また海側客室より上のタイプの部屋にはバスルームにバスタブが設置されています。最近はアッパークラスの部屋でもバスタブの無い客船が多いため、日本人にはうれしい設備です。

豪華客船ウエステルダム

内側客室(14㎡~18㎡)。いちばんコンパクトな部屋でもビジネスホテルほどの広さはあります。バスタブはなし

豪華客船ウエステルダム

海側客室(16㎡)以上のグレードは、すべてバスタブ付きになります

豪華客船ウエステルダム

ベランダ客室(20㎡~23㎡)。海側客室より、リビングエリアが広くなり、ベランダに座ってゆったり海が眺められるように

豪華客船ウエステルダム

シグネチャースイート(35㎡)。ここからは、ソファーサイズも大きくなり、作業テーブルが大理石になったりと備品も豪華に

豪華客船ウエステルダム

ネプチューンスイート(47㎡~65㎡)。広々としたリビングエリアに加え、Bluetoothスピーカーやコーヒーメーカーといった設備があります

豪華客船ウエステルダム

最上級のピナクルスイート(107㎡)。バスタブがジャグジー仕様になるほか、なんとベランダにもジャグジーがありました!

ノートPCを広げて作業も可能
115Vコンセントや充電ポートも

 それぞれの客室にはパソコンが広げられるサイズのデスクがあり、日本と同じコンセントタイプ(115V)が用意されていました。USBもType-Aの充電ポートがあるので、スマートフォンなどにケーブルだけで給電できます。

電源やUSBポートがテーブル周りにあり使いやすい

 最近、筆者は海外でドミトリーや安宿ばかりに泊まっているので、コンパクトな内側客室でも十分な広さです。もちろん、窓のある海側客室以上のほうが航行中の様子なども見られるのでさらに快適ですが。逆にスイートは広すぎるくらいで、ひとりでは落ち着かないかも、と思ったり。

 (次ページ:複数のプールや巨大シアターがある)

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