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純白のゲーミングPCが人気! 「STORM」のBTOパソコンがソフマップで売れているワケを徹底調査!

2024年03月29日 11時00分更新

優れたPCを使ってほしい! 満足できる製品を来店者に提案

 さまざまな方に質の高いBTOパソコンを使ってほしいものの、一般的にゲーミングPCはお手頃といえる価格ではない。とりわけPC初心者の場合、実際に購入に踏み切るには勇気が必要だろう。石上さんに聞いたところ、売り場で長時間悩み続ける方も少なくないそうだ。しかもSTORM製BTOパソコンは、品質が高く美しいだけあって同スペックの一般的な製品よりも若干値が張る。「欲しいけれど、価格が……」と二の足を踏むお客様に対して、石上さんはどのようにアプローチしているのだろうか?

 石上さんは、「白色のSTORM製BTOパソコンが欲しい理由とお客様の要望をうかがって、とことん相談に乗ります!」と語る。例えばLEDライティングを気に入ったのなら「好きな色はありますか?」と質問し、その色を点灯させる。ひとつひとつ対応することで、実際に自分の部屋に置いた状態をイメージしやすくする。STORM製BTOパソコンは筐体にある物理スイッチでLEDの色を変更できるため、お客様に自分で操作してもらうこともある。

「ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館」STORM製BTOパソコン
「ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館」STORM製BTOパソコン

ファンの色が青、赤などに光る。パソコン筐体の色が白いため、LEDのライトが映える

「ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館」STORM製BTOパソコン

「LED」と書かれた物理ボタンをポチポチ押すたびに、LEDライティングの色が切り替わる

 また「機械が苦手」というお客様には、STORM製BTOパソコンならドライバーを使わずに筐体のサイドパネルを開閉できることを説明する。石上さんは「筐体のサイドパネルをマグネットとツメで固定するという設計は画期的だと思います。工具を用意することなく開け閉めできるので、長年PCを使い続けているお客様やBTOパソコンに詳しいお客様にも好評です」と指摘。STORM製BTOパソコンの筐体が、デザインだけでなく機能性の面でも優れている点を挙げた。確かに筐体内部の清掃やメモリーの増設、グラフィックスボードの差し替えを行ないたいときに、手間なくカバーを開け閉めできるとありがたい。

「ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館」STORM製BTOパソコン
「ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館」STORM製BTOパソコン

サイドパネルはツメとマグネットで筐体にしっかり固定されている

「ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館」STORM製BTOパソコン
「ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館」STORM製BTOパソコン

サイドパネルを持って手前に引っ張ると、工具を使わずに簡単に取り外せる。これは便利!

 この開閉がラクな筐体は、筐体内を装飾する際にも便利。近年SNSなどで目にする“PCの筐体内にフィギュアを飾った写真”は、ガラスパネル筐体を使った遊びのひとつ。ソフマップ店頭でも展示例が配置してあった。

 石上さんは「個人的にはお勧めしませんが……」と前置きしつつ、「フィギュアなどのグッズで装飾するスタイルは流行っていますね。自分も挑戦したいというお客様は、とても多いです」と語った。また「空気の流れをさえぎる異物ではあるため、自己責任のもと、SNS用の写真を撮ったらすぐに撤去してください」とアドバイスしているとのこと。

 ちょっとしたことでもお客様の悩みや要望を尋ねて、その場で試したり体験したりしてもらい、注意点まで含めて納得した上で購入できるよう心がけているのだ。

お客様の要望に応えた上で、3年後も使い続けられるカスタマイズ仕様も提案

 BTOパソコンはデザインで選ぶ時代だと分かったところで、PCファンならスペックも気になるはず。石上さんはその点でも抜かりなく、「PCは道具のひとつでもあるため、お客様のやりたいことをお尋ねして、目的に合わせてパーツのカスタマイズを提案します」と説明した。

「ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館」STORM製BTOパソコン

STORM製BTOパソコンは、カスタマイズで選べるパーツの選択肢が多いことも特徴だ

 ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館を訪れる方のPCの利用目的は、ゲーム、動画編集、ゲームの実況配信が多い。そのため、遊びたいゲームのジャンルや傾向を質問し、BTOパソコンのスペックを提案しているそうだ。さらに石上さんは、「目的のゲームを遊ぶだけなら、その推奨環境通りにカスタマイズすればよさそうですが、それだけではお客様に“いいものを買った”とご満足していただけません」と明かした。

 石上さんによると、お客様の要望通りの仕様と、3年後も使い続けられる仕様の2種類を提案するという。「3年後でも使えるようにするには、おおむね価格が3~5万円ほど高くなります」と説明している。そこで、さまざまなクレジットカードを使った分割払い(クレジット会社やクレジットカードにより分割回数は異なる)が可能なことや、要望通りの仕様の価格と3年後でも通用する仕様の価格の差額を36カ月など分割払いの回数で割って、「サブスクの料金を支払っている感覚で、いかがですか?」と分かりやすく伝えるそうだ。

 石上さんは、「自分がPCを買うことを考えた場合、いまギリギリのスペックで買うよりも、多少背伸びしてでも高スペックな製品を選んだほうが幸せになれますからね。お客様にも後悔してほしくないのです」と持論を語った。

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