週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

【実機レビュー】M3搭載でMacBook Airはどれだけ進化したのか?(西田宗千佳)

「DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT」Mac版でフレームレートを確認

ポイントは「サイズ」「価格」「GPU」

 ではどの製品がいいのか? 判断基準はシンプルだ。まず、サイズ。

 今回試用したのと同じ15インチモデルはM2版が終売となり、M3版だけになる。これから買うならM3版一択だ。

 次に価格。

 ここではM2版も選択肢に入ってくる。M1版が終売となるので、M3版よりも2万円安価(14万8800円から)であるM2版は貴重な存在となる。

 M2版を同タイミングで準備できていない関係上、シンプルに同じベンチマークで比較するのは難しいのだが、M1でも性能的には現役クラスなので、M2で困ることは少ないだろう。

 ただし、GPUに依存する処理を多く実施する場合には別だ。

 ゲームでいえば、「DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT」のフレームレートは、M1とM3の間で70%も違った

順に、M1・M3 ProのMacBook Proと、M3のMacBook Airで「DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT」冒頭を、1920×1200ドット・最高画質設定で動かした時のフレームレート。M3世代になることで結構な違いが出ている点に注目

 M3 Proなどに手は出ないがGPUを使った処理を少しでも快適にしたいなら、やはりM3版がいい。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事