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内部パーツが見えるスケルトンボディが魅力

コストを抑えたゲーミングノートPCでも十分ゲームが楽しめるか検証してみた「Cyborg 14 A13U」シリーズレビュー

2024年03月13日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 PCゲームをプレイしたいとマシンの購入を検討しても、どれもこれも20万円台、30万円台が多くなかなか手を出せないと感じている人も多いハズ。もう少し価格を抑えたゲーミングPCはないのか、という人のためにエムエスアイコンピュータージャパン(MSI)から発売されたのが「Cyborg 14 A13U」シリーズだ。

 本製品はグラフィックスにNVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPUを搭載したエントリーモデルで、ゴリゴリに重いゲームでなければ十分楽しめる性能を確保しつつ価格を抑えているため、これからゲームを始めたいという人にオススメしたい製品だ。なお、上位にはGeForce RTX 40シリーズ Laptop GPUを搭載した「Cyborg 14 A13V」シリーズもラインナップされている。

 今回「Cyborg-14-A13UDX-4149JP」をお借りしたので、その実力を検証しどのようなゲームがプレイできるのかレビューしていきたい。

スケルトン素材採用のこだわりボディ

MSIのゲーミングノート「Cyborg-14-A13UDX-4149JP」

 まずは特徴的な外観から見ていこう。ボディはスケルトン感のある透明な部材をふんだんに使っており、中身が完全に見えるというわけではないものの底面は近未来的なデザインが施されており、ゲーミングノートPCらしい存在感を放っている。

天板はスケルトン素材ではないが、上部とヒンジ部にスケルトン素材のアクセントが施されている

底面はスケルトン素材で覆われ、ファンやヒートシンクが見える

 サイズは314.7(W)×233.5(D)×22.3(H)mmで重さは1.6kgと、モバイルノートPC並の薄さで持ち運びもしやすくなっている。ディスプレーは14インチのWUXGA(1920×1200ドット)で、リフレッシュレートは144Hz。ゲーミングノートとしては十分な性能だ。

ディスプレーは14インチで16:10のWUXGAのため、画面は広く感じる。発色もいい

 CPUは、第13世代インテルCore i7-13620Hを採用。10コア(6P+4E)/16スレッドで最大動作周波数は4.9GHzとパワフル。グラフィックスは、GeForce RTX 3050 Laptop GPU 6GB GDDR6と1世代前のモデルとなっている。

「HWiNFO64」によるシステム概要

 メモリーは16GB DDR5で、最大64GBまで搭載可能。メモリーはMSI公認サポート店舗にて増設が可能だ。ストレージは512GB M.2 NVMe SSDで、スロット的にはPCIe 4.0に対応している。

「CrystalDiskMark 8.0.4」によるストレージスピード。ミドルクラスのNVMe SSDを採用

 ギガビットの有線LANポートを備え、無線はWi-Fi 6E/Bluetooth 5.3に対応。インターフェースは、USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力対応)×1 、USB3.2 Gen1 Type-A ×2、HDMI ×1、オーディオコンボジャック×1を搭載。ステレオ2スピーカーを内蔵し、DTSサウンドシステムに対応しているので、ゲームにマッチした迫力のあるサウンドを楽しめる。

左サイドにはUSB3.2 Gen1 Type-A、オーディオコンボジャック

右サイドにはUSB3.2 Gen1 Type-A、USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力対応)、HDMI

背面にはギガビット有線LANポートを備える

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