参加者も出展社もコロナ禍前以上か!?
MWC Barcelona 2024が盛大に開幕！
2月26日よりスペイン・バルセロナにて「MWC Barcelona 2024」（以下MWC 2024）がスタートした。今年も数多くの企業が自慢の技術を武器に出展しているが、日本からは満を持してKDDIが独自でブースを出展する。
MWC Barcelona 2024の会場
楽天の三木谷社長は今年もカンファレンスを行なうし、ソフトバンクも自社ブースは出さないが、会場で技術のデモンストレーションを行なう。
ASCII.jpチームからは、アスキースマホ総研のスピーディー末岡に加えて、携帯研究家の山根康宏氏、IT・旅行ライターの中山 智氏といういつもの3人が現地取材を行ない、モバイルの最先端技術やトレンドなどをお届けする。
会期前に今年のトレンドや見どころを、事前情報を元に3人が語った。
折りたたみにAI活用とスマホはまだまだ進化する！
携帯研究家：山根康宏
シャオミやHONORなど、スマートフォンメーカーの新製品が今年も多く発表され、スマホの祭典としてのMWCの魅力が戻りつつある。特に今回は折りたたみスマホの新製品が多いのも楽しみ。
AIの活用がトレンドの中、スマホやネットワークにどのように応用されていくのかも、今年のMWCの見どころです。
山根博士
基地局のソフトウェア化、仮想化が鍵を握る！
旅人ライター：中山 智
出発前の段階で、スケジュール表が発表会や説明会のアポイントメントで埋まっており、コロナ禍前のイベント状態に戻ったなと思う反面、仕事量を考えるとすでに心折れそうです。
見所としては、基地局のソフトウェア化・仮想化が進んでいてそれにあわせてスマートフォンだけでなく、クルマなど各種IoT機器で利用できるサービスが提案されているのではと期待しています。
旅人ライター、中山 智氏
6Gまでは主役が目まぐるしく変わりそう
ASCII.jp：スピーディー末岡
個人的にはKDDIの初出展が目玉。これまで技術の展示を他社ブースでやったりしたことはあったけど、ようやく本腰を入れてきたか～という期待しかない。また、出展こそしていないものの、ソフトバンクやソニーもほかのブースでデモンストレーションを実施したりと、まだまだ日本の存在感は失っていないように見える。
5Gも一段落ついて、昨年からスマホに主役が戻ってきた感がある。やっぱり目に見えるスマホの新作はわかりやすくていい。もちろんAIやORANなどもメーカーが多いので、当分の間は主役が入れ替わりそう。
ASCII.jp編集部からスピーディー末岡
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