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ボルボのラージSUV「XC60 Recharge」は嫌味がなく極上の乗り心地だった

2024年02月25日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

走りの楽しさよりも安心感を重視した乗り心地

ボルボ

 「すごくスムーズで静か。そして乗り心地がよいですね」と唯さん。素直なハンドリング、適度に柔らかな足回り、安心感を覚える剛体ボディー……。とにかく、あらゆる点で次元が高く「ボルボって、こんなにイイのか!」と感嘆しきり。特筆すべき点がない、というよりもすべてが特筆すべき、というほどの完成度の高さで、大袈裟ではなく乗用車の理想形を見たような気分。

ボルボ

ボルボを運転をする唯さん

 「すごくパワフルなのですが、それをひけらかすようなことがないんですよ」というように、まさにオトナの乗り物。なんと表現すればいいのか言葉に苦しんでいるのですが、少し柔らかなBMW、というのが最も伝わりやすい表現かなと。「地面にシッカリと足がついた安心感がありますね。剛体感もすごい。とにかくイイクルマに乗っているというのが、運転していても、助手席にいても、後席にいても伝わります」。

 バッテリー残量がある限り、走行のほとんどがモータードライブ。それゆえに室内は静か。時折エンジンは駆動しますが、それとてあまり気になりません。驚いたのは、運転席・助手席のドアガラスに防音効果の高い「合わせガラス」を使わずに、高い遮音性を得ているということ。

 ワンペダル動作にも対応しており、完全停止までアクセルペダルでできるため、慣れればかなりスムーズでエネルギーマネジメントの高い走りが可能。「快適な室内空間に、気持ちのよい走り。すごいですねボルボって」まったくその通りです。

ボルボ

ボルボのキーを手に笑顔の唯さん

 「ボルボって初めて乗ったのですが、ホントにイイクルマですね。これは思わぬ掘り出し物です」という唯さん。「色々なクルマに乗ってきましたけれど、これは上位に入るほどにイイと思いました」と、かなり気に入られたようでした。なんかボルボと唯さん、お似合いかも。

ボルボ

 冒頭でボルボに乗るカメラマンの話をしました。実はカメラマンのクルマは、編集者やタレントを乗せて取材先(ロケ先)まで行く場合があります。不特定の人を乗せる時に「乗り心地がよい」「居心地のよい空間」でありながら「嫌味ではない」というのは重要な要素。確かにジャーマン・スリーは快適なクルマなのですが、一方、人によっては嫌味にとられかねないのです。

 なるほど、カメラマンがボルボを選ぶ理由は、そんな「嫌味にとられず、それでいて極上の乗り心地を提供する」からなのかもしれません。

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モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)

 10月5日栃木県生まれ。ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技を勉強中。また2022年はSUPER GTに参戦するModulo NAKAJIMA RACINGのレースクイーン「2022 Moduloスマイル」として、グリッドに華を添えた。

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