まずはデスクトップPCまわりで使ってみる
ここからは僕なりに考えた活用方法をご紹介します。まずは、ド定番のシステム情報の表示です。
例えば、オーバークロック中はCPUのパッケージ温度や動作クロックなどを常に表示しておきたいわけですが、それだとテストソフト(CINEBENCHなど)のUIにかぶって見づらい時があります。そんな時はJN-MD-IPS784にウインドウを逃がすとちょうどいいです。
ちなみに、今回はマザーボードのBIOSから、CPUの内蔵GPUとビデオカードの両方から映像出力できる設定に変更。おかげで、JN-MD-IPS784はUSB Type-Cのみ(マザーボード側はThunderbolt 4端子に接続)で出力できました。
あと、使っていて案外便利だと思った点を挙げれば、やはりこの小回りの利くサイズ感でしょうか。僕の自作PCはオープンフレームなので、結構デッドスペースが多いのです。その隙間を埋めたり、ちょこんと乗っけてみたりできる点がいいですね。
一般的なデスクトップPCなら、フロントのシャドウベイを排したオープンレイアウトタイプなら内蔵してもいいかもしれません。背面ポートまでどうにか取り回す必要があるものの、そこは腕の見せどころかと。背面のI/Oパネルではなく、マザーボードの右サイドにUSB Type-Cを実装するマザーボードもありますしね。
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