使い方は普通のハンダ吸い取り器とほぼ同じ
普通のハンダ吸い取り器との違いは、ヒーターを内蔵し、直接ハンダを溶かせること。それ以外はほぼ同じなので、使い方も変わりません。
まずは、コンセントにプラグを差し込み、ヒーターでノズルを加熱します(約10分)。十分温まったらピストンをカチッというまで押し下げてセット。ノズルを対象に当ててハンダを溶かし、ボタンを押してハンダを吸い取りましょう。
撮影の都合上加熱していませんが、手順はこんな感じです。
ノズルは内径1.3mm、1.8mm、2.3mmの3種類付属。内径1.3mmのノズルは1.2mm以下の穴で使うといったように、対象に合わせて効率のいいサイズを選ぶのがコツです。
何度もハンダを吸い取っていると、ノズルが目詰まりしてしまうこともあります。こんな時は、本体後部に収納されているクリーニングピンの出番。ノズルから挿し込み、詰まったハンダを取り除きます。
なお、回数を重ねるごとに吸引ポンプ内にハンダのカスが溜まってきます。時々掃除をして、中のカスを捨ててあげましょう。
吸引ポンプの掃除は、まず、手前に強めに引いて吸引ポンプを取り外します。あとは上下のフタを外し、ピストンを引き抜いてキレイにします。
ピストンの滑りをよくするグリスも付属しているので、仕上げにこれを塗ってから組み立て、本体に吸引ポンプを戻したら掃除完了です。
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