電子工作であれば回路基板の組み立てや配線、金属工作なら部品の接合などで利用されるのが、ハンダ付け。これは、溶かしたハンダを隙間に流し込み、合金層を作ることで金属同士を強力にくっつけるものです。
以前紹介したFNIRSIの「HS-01」は、主に回路基板の組み立てに使うハンダごて。コンパクトなペン型でキャップ付き、USB充電器からの給電で動作、設定した温度まで素早く上昇し、約8秒で使えるようになるという手軽さが魅力の1台でした(連載記事「わずか8秒で350℃!すぐに使える温調ハンダごて「FNIRSI HS-01」は買って損なし」)。
今回、この後継モデルとなる「HS-02」のうち、「HS-02B」(Amazon価格1万999円)をレビュー用として提供いただいたので、こちらの特徴を紹介していきましょう。
ちなみに、HS-02には「HS-02A」と「HS-02B」という2つの製品ラインがあり、お互い異なる製品です。それぞれ専用の小手先が用意されており、一般的な回路基板作成で使いやすいサイズのHS-02A、より細く精密なハンダ付けが可能なHS-02Bという違いがあります。
従来モデルは中国のECサイトを利用するか、輸入業者が扱っている商品を購入するしかありませんでしたが、HS-02はFNIRSIが日本のAmazonで販売しているため、購入しやすくなりました。
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