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携帯の小さな画面でも迫力は据え置きハードレベル!

iPhoneで『バイオハザード RE:4』をいつでもどこでも楽しめる!そのプレイフィールをレポート

2024年02月09日 15時00分更新

隠し要素アンロックまでガッツリ遊べる

 さっそく、実際に「iPhone 15 Pro Max」を使って本作をプレイしてみた。筆者はPC版の『バイオハザード RE:4』をプレイ済みだが、外部コントローラーを使ってプレイした場合、実際にゲームを進行する際の雰囲気や操作感は据え置きハード版と驚くほど変わらない。

 本作同様のiOS移植版『バイオハザード ヴィレッジ』をプレイした際にも感じたが、携帯機でこのクラスのクオリティのゲームが体験ができることには特別な満足感がある。

 もちろん、ゲーム画面の描画クオリティーはPC/コンシューマー版の方が緻密かつ豪華なのだが、スマートフォンの画面はそこまで大きくないこともあり、解像度やテクスチャーの品質が抑えられていてもそこまで気になるものではない。むしろ、ゲームハードに向けて作りこまれた本作の雰囲気をかなりの部分まで再現できていることを評価するべきだろう。

 「スマホ・タブレット向けにバイオハザードの移植なんて本当にできるの?」と思っている人にこそ、可能であれば無料部分をプレイしてみてほしい。

iPhoneで『バイオハザード RE:4』をいつでもどこでも楽しめる!そのプレイフィールをレポート

パッと見の品質はスマートフォンのゲーム画面には見えないほど。iPhoneの画面サイズだとなおさら

iPhoneで『バイオハザード RE:4』をいつでもどこでも楽しめる!そのプレイフィールをレポート

ゲームそのものの雰囲気は存分に味わえる

 参考までに、実際にPC版と同じシチュエーションでスクリーンショットを撮影し、映像を比べてみた。PC版はフルHD解像度でプリセットの「画面品質重視」設定を適用、iOS版は画質調整ができないため特に設定をいじらずプレイしているが、もっとも目に付くのは画面の描画解像度の違いだろう。

 iOS版は描画解像度が低めに設定されているために若干ぼやけているかのように見えるが、これは実際のデバイスの画面で見ればそこまで気にならない。テクスチャーの簡素化、植生のシンプル化なども比べてしまえば違いはすぐにわかるが、単独で見ればかなりの部分がうまくカバーされている印象だ。

iPhoneで『バイオハザード RE:4』をいつでもどこでも楽しめる!そのプレイフィールをレポート

上がiOS版、下がPC版で撮影したスクリーンショット。iOS版は影の表現にすこしクセがあるほか、描画解像度もやや低いが、実際のプレイ中は(画面の小ささもあって)そこまで気にならない

iPhoneで『バイオハザード RE:4』をいつでもどこでも楽しめる!そのプレイフィールをレポート
iPhoneで『バイオハザード RE:4』をいつでもどこでも楽しめる!そのプレイフィールをレポート

別のシーンでも比較してみた。iOS版は植生がシンプルになっているのでわかりやすい。明暗のコントラストもPC版のほうが優れているが、iOS版も雰囲気自体はかなりよく再現されている。こちらも上がiPhone版、下がPC版だ

 また、こちらもすでに述べているが、ゲームの攻略自体はPC/据え置きハード版と変わらないため、すでにPC/コンシューマー版をプレイ済みのユーザーは攻略の知識をそのまま活かしてゲームを進められる。同作のファンであり、既プレイのユーザーが「モバイルでプレイしたい」がために購入するというのもいいのではないだろうか。

iPhoneで『バイオハザード RE:4』をいつでもどこでも楽しめる!そのプレイフィールをレポート
iPhoneで『バイオハザード RE:4』をいつでもどこでも楽しめる!そのプレイフィールをレポート

アイテムや武器が手に入るタイミング、謎解きなども変更はなし

 ゲーム中のレコード達成で獲得できるCPを使っての隠し要素アンロック、アートワークやフィギュア鑑賞といった要素ももちろん利用可能。低難易度で周回を重ねてから高難易度に挑むような、シリーズ恒例のやりこみプレイも問題なく楽しめる。

 その気になれば数十時間のやり込みにも容易に耐えるわけで、「シングルプレイかつオフラインでやり込みできるスマホ向けアクションゲーム」として見れば、かなり稀有なタイトルとも言えるだろう。

iPhoneで『バイオハザード RE:4』をいつでもどこでも楽しめる!そのプレイフィールをレポート

レコードでCPを獲得し、武器などの隠し要素をアンロックできるのも従来通り。やり込み要素は非常に多いため、じっくり遊べるのがうれしい

iPhoneで『バイオハザード RE:4』をいつでもどこでも楽しめる!そのプレイフィールをレポート

アートワークやフィギュア鑑賞といったモードもしっかり完備

 『バイオハザード RE:4』は、App Storeでゲーム本編を7990円、DLC「SEPARATE WAYS」を1000円で販売中。対応ハードを持っていなかったユーザーも、すでにプレイ済みのユーザーも、これを機にチェックしてみてはいかがだろうか。

【ゲーム情報】

iPhoneで『バイオハザード RE:4』をいつでもどこでも楽しめる!そのプレイフィールをレポート

タイトル:バイオハザード RE:4
ジャンル:サバイバルホラー
配信:カプコン
プラットフォーム:iPhone/iPad/Mac
対応端末:
【MacBook Pro】
 MacBook Pro(13-inch, M2, 2022)
 MacBook Pro(16-inch, M1 Pro, 2021)/MacBook Pro(16-inch, M1 Max, 2021)
 MacBook Pro(14-inch, M1 Pro, 2021)/MacBook Pro(14-inch, M1 Max, 2021)
 MacBook Pro(13-inch, M1, 2020)
 MacBook Pro(16-inch, M2 Pro, 2023)/MacBook Pro(16-inch, M2 Max, 2023)
 MacBook Pro(14-inch, M2 Pro, 2023)/MacBook Pro(14-inch, M2 Max, 2023)
 MacBook Pro(13-inch, M2, 2023)
【MacBook Air】
 MacBook Air(M1, 2020)
 MacBook Air(13-inch, M2, 2023)
 MacBook Air (15-inch, M2, 2023)
【iMac】
 iMac(24-inch, M1, 2021)
【Mac mini】
 Mac mini(M1, 2020)
 Mac mini(M2, 2023)/Mac mini(M2 Pro, 2023)
【Mac Studio】
 Mac Studio(M1 Max, 2022)/ Mac Studio(M1 Ultra, 2022)
 Mac Studio(M2 Max, 2023)/ Mac Studio(M2 Ultra, 2023)
【Mac Pro】
 Mac Pro(M2 Ultra, 2023)
【iPad Pro】
 iPad Pro(12.9-inch, M1 第5世代)
 iPad Pro(11-inch, M1 第3世代)
 iPad Pro(12.9-inch, M2 第6世代)
 iPad Pro(11-inch, M2 第4世代)
【iPad Air】
 iPad Air(M1 第5世代)
【iPhone】
 iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max
配信日:配信中(2023年12月20日)
価格:
 ゲーム本編:7990円
 セパレート ウェイズ:1000円
※ゲームの序盤は無料で体験いただけます

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