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JN-IPS24WUXGAR-C65W-HSPをレビュー

もはや稀少種だけど根強い人気の16:10ディスプレー、選ぶなら2万円台でUSB Type-C給電対応のコレ

2024年02月11日 10時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトライッペイ/ASCII
提供: 株式会社JAPANNEXT

安価ながらKVMやUSB Type-C給電(最大65W)に対応

 映像入力端子はHDMI 1.4とUSB Type-Cの2系統。DisplayPortがないと、イマドキのディスプレーとしては少々物足りなさを感じる人もいるだろう。しかし、解像度を考えれば十分こと足りており、むしろ映像入力端子を絞って価格を抑えているあたりは評価できよう。

もはや稀少種だけど根強い人気の16:10ディスプレー、選ぶなら2万円台でUSB Type-C給電対応のコレ

インターフェースは左からHDMI 1.4、USB Type-C、USB Type-B、USB Type-A×2、ヘッドフォン出力、電源端子の順に並ぶ

 一方で、USB Type-Aを2基、USB Type-Bを1基備えており、リーズナブルな価格ながらもKVM機能が使えるというユニークな仕様だ。2台のPCでキーボードやマウスなど、USB Type-Aに接続した機器を共有できる。

もはや稀少種だけど根強い人気の16:10ディスプレー、選ぶなら2万円台でUSB Type-C給電対応のコレ

KVM機能を有効にすると、ディスプレーにUSBで接続したマウスやキーボードを2台のPC間で共有できる

 例えば、JN-IPS24WUXGAR-C65W-HSPのUSB Type-Aにマウスとキーボード、USB Type-CにはノートPC、HDMIとUSB Type-BでデスクトップPCを接続したとする。その場合、映像入力ソースはUSB Type-CとHDMIの2系統になり、映像を切り替えると自動でそれぞれのPCでマウスとキーボードが使えるようになる。

 さらに、USB Type-Cは65Wまでの給電機能(USB PD)を有しており、USB Type-Cで充電できるデバイス(ノートPCやスマホなど)であれば、ケーブル1本で映像出力と充電を手軽に行える。

 ノートPCやスマホじゃなくても、現在はワイヤレスヘッドフォンなどのUSB Type-C充電対応デバイスは多い。ディスプレー側で充電できれば、電源タップの口を減らせるといったメリットもあるだろう。

もはや稀少種だけど根強い人気の16:10ディスプレー、選ぶなら2万円台でUSB Type-C給電対応のコレ

USB Type-Cで最大65Wの給電が可能

 また、JN-IPS24WUXGAR-C65W-HSPは2W×2のスピーカーを搭載しているので、別途スピーカーを用意せずとも使える点もうれしい。

もはや稀少種だけど根強い人気の16:10ディスプレー、選ぶなら2万円台でUSB Type-C給電対応のコレ

2W×2のスピーカーも内蔵

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