JN-IPS24WUXGAR-C65W-HSPをレビュー
もはや稀少種だけど根強い人気の16:10ディスプレー、選ぶなら2万円台でUSB Type-C給電対応のコレ
安価ながらKVMやUSB Type-C給電(最大65W)に対応
映像入力端子はHDMI 1.4とUSB Type-Cの2系統。DisplayPortがないと、イマドキのディスプレーとしては少々物足りなさを感じる人もいるだろう。しかし、解像度を考えれば十分こと足りており、むしろ映像入力端子を絞って価格を抑えているあたりは評価できよう。
一方で、USB Type-Aを2基、USB Type-Bを1基備えており、リーズナブルな価格ながらもKVM機能が使えるというユニークな仕様だ。2台のPCでキーボードやマウスなど、USB Type-Aに接続した機器を共有できる。
例えば、JN-IPS24WUXGAR-C65W-HSPのUSB Type-Aにマウスとキーボード、USB Type-CにはノートPC、HDMIとUSB Type-BでデスクトップPCを接続したとする。その場合、映像入力ソースはUSB Type-CとHDMIの2系統になり、映像を切り替えると自動でそれぞれのPCでマウスとキーボードが使えるようになる。
さらに、USB Type-Cは65Wまでの給電機能(USB PD)を有しており、USB Type-Cで充電できるデバイス(ノートPCやスマホなど)であれば、ケーブル1本で映像出力と充電を手軽に行える。
ノートPCやスマホじゃなくても、現在はワイヤレスヘッドフォンなどのUSB Type-C充電対応デバイスは多い。ディスプレー側で充電できれば、電源タップの口を減らせるといったメリットもあるだろう。
また、JN-IPS24WUXGAR-C65W-HSPは2W×2のスピーカーを搭載しているので、別途スピーカーを用意せずとも使える点もうれしい。
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