週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

積雪予想は東京23区で15cm前後か

東京でも大雪警報、積雪時に通勤・通学時に注意すべきポイント

2024年02月05日 19時45分更新

 2024年2月5日、東京でも近年まれにみる、大雪となっています。

 23区でも15cmの積雪予想がでていますし、とくに都心では大雪に慣れていないため、明日の通勤・通学は注意しなければなりません。

 とはいえ、めったに雪が降らない地域に住んでいると、日々の雪への備えも難しいもの。ですが、便利な情報を首相官邸サイトやウェザーニュースがまとめてくれています。両サイトで確認できる通勤や通学経路で滑りやすいポイントや、安全に歩く注意点をチェックしていきましょう。

 意外と知らない情報も多くあったので、明日、通勤・通学する人は参考にしてみてください。

歩行者の雪道での事故

 冬の期間は豪雪地帯に限らず、雪が少ない地域でも、積雪・凍結を原因とする転倒災害が多く発生しています。どの場所も、普段は注意深く歩かない場所なので、注意を払って歩く必要がありますね。

①横断歩道の白線の上
 乾いているように見えても薄い氷膜ができて、滑りやすくなっている場合があります。

②車の出入りのある歩道(駐車場の出入口、ガソリンスタンドなど)
 出入りする車のタイヤで路面上の氷が磨かれ、非常に滑りやすくなっている場合があります。

③バスやタクシーの乗り場
 踏み固められて滑りやすくなっている場合があります。また、歩道と車道との段差にも注意。

④坂道
 上りよりも下るときの方が滑って転びやすく危険です。下るときは特に注意しましょう。

⑤ロードヒーティングの切れ目
 雪や氷が融けておらず段差ができて、部分的に滑りやすい状態になっていることがあります。

 以下はウェザーニュースが掲載している雪が降ったら要注意な滑りやすい場所。画像で見るとより分かりやすくなっています。

画像引用:ウェザーニュースより

雪道を安全に歩くポイント

 上述したのは要注意な場所でしたが、ここからは、雪道を安全に歩く方法。知っている人も多いかもしれませんが、通勤・通学の時間帯は急いでしまうもの。

 積雪時は以下に注意しながら、時間に余裕をもって安全に通勤・通学したいですね。

①小さな歩幅で歩きましょう
 歩幅を小さくし、そろそろと歩く「ペンギン歩き」が基本です。

②靴の裏全体を路面に付けて歩きましょう
 体の重心をやや前におき、できるだけ靴の裏全体を路面につける気持ちで歩きましょう。また、履物は靴底が滑りにくいものを選びましょう(摩擦係数の高いゴム長靴等)。

③その他
 転んだときのために、帽子や手袋をするなど、身に着ける物の工夫も安全対策の一つです 両手をポケットに入れて歩いたり、飲酒時もバランス感覚が鈍り危険です。また、屋根の上の雪や氷が落ちてくることがありますので、屋根にも目を配り歩きましょう。特に、暖かい日は要注意。

明日はYahoo!路線図もチェック

 明日も降雪が予想されているので、電車の遅延などにも注意。

 Yahoo!路線図では運行情報一覧を確認できるので、もし出社したり、学校に行かなければならない人は、事前に遅延情報をチェックして時間に余裕をもって家を出たいですね。

 政府によると積雪・凍結を原因とする転倒災害件数は、降雪量にほぼ比例しているとのこと。通勤・通学の際は安全第一で動きましょう。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう