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パナソニック、次亜塩素酸 空間除菌脱臭機一体型の空調システムを発表

2024年01月30日 16時45分更新

 パナソニック 空質空調社は1月30日、オフィスや店舗などの非住宅空間に向け、空質機器と空調機器を組み合わせたシステム商品を拡充すると発表した。

 4月1日に複数の空質・空調機器を一括操作できる多機能ワイヤードリモコンを発売するほか、7月1日にはシステム商品のラインアップにダクトレスで省施工な「天井カセット形 次亜塩素酸 空間除菌脱臭機(以下、天井カセット形ジアイーノ)」を追加する。

 同社は2022年4月に空調、換気、除菌機能などを一体化した「業務用空質空調連携システム」を発売するなど、最適に制御した空気質を提供すると同時にエネルギー削減を実現し、運転効率の可視化や省エネサービスを提供している。

 今回ラインアップに加わる多機能ワイヤードリモコンは、熱交換気ユニットと次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」を一括操作できる。さらにオプションとして温度・湿度・CO2濃度センサーをひとつにまとめた「IAQセンサー」を発売し、利用者に近い場所の測定データで空調機と熱交換気ユニットを制御できる。

多機能ワイヤードリモコン

 天井カセット形ジアイーノは、これまで「天井埋込形ジアイーノ」で必要だったダクト工事が不要になるため設置が容易となる。

 さらに、ジアイーノから放出された次亜塩素酸とオフィス・店舗用エアコンから放出されたナノイーXの拡散状況や濃度をシミュレーションできるAR(拡張現実)/VR(仮想現実)ツールを開発。施工前の機器設置台数や場所の検討が可能となる。

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