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【今月の自作PCレシピ】Core i7&RTX 4070 Ti搭載で30万円切り!旬な要素を盛り込んだゲーミングPC

2024年01月20日 12時00分更新

組みやすさや使い勝手を考えた構成に

 マザーボードは安くなっているDDR5メモリーに対応し、12+1+1フェーズの電源回路や2.5ギガビットLAN、Wi-Fi 6Eなど、不足ないスペックを備えるMSI「MAG B760 TOMAHAWK WIFI」を組み合わせている。

 マザーボードにLEDギミックは備えていないが、メモリーのLEDバーや、PCケース、CPUクーラーのアドレサブルRGBファンは、MSI Mystic Lightで簡単に一括制御できるようになっているという。このあたりの組み合わせノウハウも、数多くの組み立て代行を行なっているTSUKUMO eXだけはある。

定番人気のMSI TOMAHAWKシリーズ。B760チップセットを搭載する「MAG B760 TOMAHAWK WIFI」を選んでいる

メインだけでなく、2基目と3基目のM.2スロットにもヒートシンクを備える。データ用にも高速なPCIe4.0×4 NVMe SSDを搭載できる

高速なUSB3.2 Gen2×2対応Type-Cポートなど、USBポートが豊富

第14世代インテルCore向けのBIOSにアップデート済み。量販店の通販で買ったら、BIOSが非対応だったなんてこともあるが、アキバ店頭購入ならそんな心配は無用だ

 メモリーは高速なDDR5-6000駆動に対応するうえ、ヒートスプレッダートップにLEDバーを備えるCorsair「VENGEANCE RGB DDR5」を選択。ここではCASレイテンシーが30と高速な「CMH32GX5M2B6000C30」を組み合わせている。採用メモリーチップは、SK hynix製と思われるので、手動でのオーバークロックも楽しめるかもしれない。

Corsair「VENGEANCE RGB DDR5」のDDR5-6000 16GB×2 計32GBモデルを組み合わせ

 20コア/28スレッドで動作するCore i7の冷却には、TSUKUMO eX.スタッフ提案構成では鉄板のひとつというProArtist製オールインワン水冷の「GRATIFY AIO5」を組み合わせている。1万4000円前後と安価ながら、360mmサイズラジエーターによる十分な冷却性能に、アドレサブルRGBファンとウォータブロックトップへの水温表示ギミックを備えているのが魅力だ。さらにラジエーターにはファンの取り付けと配線が完了しており、組み立てやすくなっているのもポイントだ。

同店スタッフ推しのProArtist製オールインワン水冷ユニットの「GRATIFY AIO5」

360mmラジエーターには、3基の120mm径アドレサブルRGBファンが搭載されている

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