1月2日に羽田空港で新千歳空港発羽田行きのJAL516便と海上保安庁の航空機が衝突し、機体が炎上する事故が発生しました。残念ながら海上保安庁機の乗員には犠牲者がでてしまい、ご冥福をお祈りするとともに、飛行機事故に遭遇された方々には心からお見舞い申し上げます。
今回の事故では、JAL乗員の適切な判断による避難誘導、および人命救助の的確さが世界から称賛された一方で、JAL機貨物室に預けられていた2匹のペットは命を落としました。そのため日本では「ペットの機内同伴搭乗」を望む声が上がり、署名運動に発展するといった動きがでています。
海外ではペット(犬・猫)同伴で
飛行機に乗れたりします
実は海外では、ペット(犬・猫)の同伴搭乗が可能な航空会社は結構あるのです。たとえば米系大手のアメリカン航空やユナイテッド航空、デルタ航空、欧州ではエールフランス航空やルフトハンザドイツ航空は、小型の犬・猫の同伴搭乗がオーケーです。
ただし同伴にはペットの種類や年齢、サイズ、重量のほか、使用するケージの形状・素材など航空会社により細かな規定があります。主に小型に限り、概ねケージを含めた重量は8kg以下で、座席下に収まるサイズとなっています。また搭乗中はケージから出すことを禁じている航空会社がほとんどです。
(次ページ:国によってはハヤブサの同伴搭乗も)
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