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BYDのEV第2弾「ドルフィン」は回生ブレーキが優秀でホットハッチの走りが楽しめる

2024年01月08日 15時00分更新

◆樹脂パーツが多いインテリアだが安っぽくないデザイン

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ベースモデルのドアを開けたところ

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室内の様子

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ダッシュボードには、波の造形で遊び心を演出

 樹脂パーツが支配的になるのは仕方ないところ。ですが、うまく演出しているところに感心した次第で、いわゆる「安っぽさ」は希薄です。それどころか「ひょっとしたら、他社のコンパクトカーよりも質感が高いかも」と思わせるところがありました。

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センターコンソール

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エアコンなどのボタン類

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シフトセレクター

 驚いたのはシフトセレクターで、エアコンなどのスイッチ類が並ぶ場所に配置。センターコンソールまわりを低くして、閉塞感を減らしているところに感心しつつも、初めて操作した時にはちょっとイラっとしたのも事実。きっと慣れれば平気でしょう。

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ロングレンジモデルの室内

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運転席は電動シート

 シート表皮はビーガンレザーで、なんと運転席は電動式。シートの質感はよく、座り心地も上々。輸入車ほど幅が広いわけではありませんが、太ももや腰のサポート高が低めなのか、圧迫感はありません。にしても、写真のロングレンジモデルの室内、ちょっとすごすぎ……。

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ディスプレイを横配置した状態

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ディスプレイを縦配置した状態

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ADAS(先進運転支援システム)の設定画面

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Spotifyが使える!

 12.8インチのセンタースクリーンは、なんと縦横にスイッチひとつで回転するというから驚き! 日本語ローカライズも問題はありません。さながらiPad Proを操作しているような気分で、この感覚、テスラのモデル3そのもの、と言ったら大げさでしょうか。

 使っていると、ADASやらACCやらアクティブレーンキープまわりのメニューを発見。さらにステアリング操作やペダル操作、時刻からドライバーの疲労度を診断して、注意喚起を促すとか、誤発進抑制システムなど、この価格の電気自動車にここまで載せる大盤振る舞いに、驚きよりも脅威を覚えました。

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