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トヨタのミニバン「シエンタ」は家族だけでなく“超”ペーパードライバーにも優しい

2023年12月30日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●皐月ユナ(@j_afilia_yuna)編集●ASCII

◆後席は2列目が快適、3列目は子ども向けかも

シエンタ

3列目シートの様子

シエンタ

3列シートへ乗り込みましょう! 2列目シートをいったんたたんだ方がエントリーしやすいです

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座った様子

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2列目シートを前に出さないと足が入らない……

 まず、3列目シートからチェックしてみましょう。乗降は先ほどのように2列目シートを前に倒して入ります。よって3列目の乗降時、2列目の人はいちいち降りなければならず、このあたりの使い勝手は仕方のないところ。ということで着座されたゆなちぃ臨時部長。「これは……」と言葉を失われます。2列目シートを思いっきり前に移動させれば、おみ足を入れることができます。「でも、これはどちらかというと、お子様向けですね」と鋭い指摘。

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続いて2列目シートへエントリー

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着座した様子

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シートを前に出しても足元は広々

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シートは前後スライド可能

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床面はフラット

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運転席側にはUSB Type-Cソケットが2つ用意されている

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プライバシーシェードも用意されている

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エアコンダクトを天井に配置

 逆に快適なのが2列目。「シートを一番前に出しても足元が広々ですね」と大満足。さらに「運転席側の背もたれには、USBソケットがあるんですね。イイですね」と装備面でも満足。さらに「プライバシーシェードもありますね」と快適空間ぶりに更に笑顔をみせます。

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運転席と助手席の間のセンターコンソールがない

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車内を移動しているところ

 さらに「普通、クルマって真ん中が盛り上がってませんか? シエンタの床、フラットなんですね」と驚いた様子。さらに「運転席と助手席の間に何もないから、車内で移動できそう!」と挑戦。「これはすごいですね。たとえば前列にお母さん、後列にお子さんという時にすごく便利かも」。さすがミニバン、家族に優しいクルマです。

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運転席に乗り込む様子

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運転席に座った様子

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運転席の様子

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運転席ドア側にETCカードスロットが用意されている

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シフトレバーまわり

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ステアリングホイール

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メーターパネル。フル液晶で見やすい

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USBはTYPE-AとTYPE-Cの両方を用意する

 窓が広く死角が少ない運転席。乗降性も良好でラクラクです。「ウインカーって、右ですか? 左ですか?」というゆなちぃ臨時部長にとって、イマドキのクルマはまさに未知数そのもの。シフトモードセレクターひとつとっても「これ、どうなっているんですか」という感じだったりします。

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パーキングブレーキはフット式

 部員たちが驚いたのは、パーキングブレーキがフット式だったこと。最初クルマをお借りした時、電子式だと思い込んでいたところ、まさのフット式で「え? イマドキ?」と思わず口走ってしまったことを正直に申し上げます。とはいえ、ライバル車にあたるHondaのフリードもフット式だったので、このパッケージのクルマはそうなのかもしれません。

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天井にSOSボタンを配置

 「これ何ですか?」と指した先にあるのはSOSボタン。「事故とか何かあったときに押すとお助けマンにつながるんですよ」とお伝えすると「そんなことができるんですか!」と驚いた様子。このボタンは煽り運転とかされた時に使われる方が多いと聞きますが、台湾には煽り運転とかないのかなぁ? とか思ったり。

 インフォテインメントは最近のトヨタ車でよく見かけるシステムで、クラウンもレクサスも基本的には同じものが搭載されています。このシステムは日本車の中では音声認識のデキがよいものです。では、音声で目的地を入力してみましょう。ステアリングにあるマイクボタンを押して(またはヘイ、トヨタと言って)エージェントを起動。「東京タワーへ連れって」と音声入力。

 するとキチンと認識してくれるではありませんか。「どうです! イマドキのクルマはすごいでしょ!」とドヤる部員Kですが、イマドキの子は「これ、スマホでもできますよね」とイマイチ反応が薄めでした。

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ACコンセントも用意

 最近のトヨタのハイブリッドカーにはAC100Vアウトレットが用意されています。「え? 家電が使えるんですか?」と、またまた驚きの声。クルマの中でドライヤーとかが使える時代なんですよ! ハンドルヒーターやシートヒーターも用意されているのですが、ボタンの位置が下すぎて使いづらいかもしれません。

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