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ただし操作性にはさらなる改良を期待したい

HUAWEI WATCH GT 4の新機能「ボディメーカー」ダイエットの強い味方!【レビュー】

心拍数測定の設定画面。著しく上昇した場合や、運動時のアラートの設定なども可能

睡眠中の呼吸の乱れもチェックできる

 HUAWEI WATCH GT 4は、心拍数、血中酸素、睡眠、ストレス値、皮膚温を計測でき、いずれも自動でモニタリングする設定ができます。バッテリーが約2週間(46mmモデルの場合/41mmの場合は約1週間)持つので、電池の減りを気にすることなく、これらの機能をフルに使えることも魅力。また、女性向けに「生理周期カレンダー」という機能も用意されています。

血中酸素濃度レベルも24時間トラッキングでき、著しく下がった場合のアラートも設定できる

 先述の「ボディメーカー」を含め、ヘルスケアデータの計測にはファーウェイ独自の「HUAWEI TruSeen 5.5+」という技術が用いられています。また、睡眠には「HUAWEI TruSleep 3.0」が使われています。どちらも世代ごとに進化を続けていて、どちらも最新のバージョンです。

 身体の状態を計測する機能の精度を評価するのは難しいですが、1年に複数のスマートウォッチを使う筆者としては、HUAWEI WATCH GT 4は納得できる数値が計測されて、分析結果が細かく表示されるのが利点と感じました。

ストレス値の計測結果の画面例。筆者はほとんどストレスを感じないのだが、納得できる結果だった。ストレスを感じやすい人は、ストレスマネジメントに役立つだろう

 個人的に、優位性を感じたのは「睡眠」。睡眠の状態が細かく分析されて、睡眠の質が100点満点で評価されるので、十分な睡眠が取れたか否かを客観視できます。また、睡眠中の呼吸の乱れを検出する機能があるので、呼吸器に問題がある場合に早期に発見することができそうです。

睡眠の計測結果の画面例。睡眠の状態がわかりやすく表示され、睡眠中の呼吸の乱れを検出する機能も備えている

直近の計測結果はウォッチの画面でも確認できる。46mmモデルは画面が広く、文字が読みやすく表示されることもメリット

 HUAWEI WATCH GT 4のヘルスケア機能は、それだけを目的に購入しても満足できるように感じています。特に、消費カロリーと摂取カロリーを統合的に管理できる「ボディメーカー」は、シンプルな仕組みながら画期的です。

 
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