週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

あえて直4モデルを選ぶのもアリ! BMW「Z4」は誕生から3年半経っても色あせず

2023年12月23日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

◆車内はあまり変わらないが上質さも変わらず

BMW

Z4の室内

BMW
BMW
BMW

Z4の室内、運転席側ドア内貼り

BMW

Z4の室内、助手席側ドア内貼り

BMW

ステアリングホイール

BMW

クルーズコントロールまわり。レーンキープアシストは搭載していない

BMW

メーターパネル。中央にナビ表示可能

BMW

センターコンソール

BMW

シフトまわり。少し前のBMWのドライブモードセレクターを採用する

BMW

アームレストを開けるとドリンクホルダーとUSB-C充電ポートが姿を現す

BMW

運転席ドア側にライトのスイッチを配置

BMW

ライトスイッチの下にはコインポケットが設けられている

BMW

スマホトレイはワイヤレス充電にも対応。車両と接続する際はUSB-A端子のケーブルを用いる

BMW

大型スマホにケーブルをつなげてトレイに収納できなくはないが、ケーブルが傷むおそれがある

 室内は今までと変わりはなく。最近のBMWはカーブドディスプレイを採用するのがお約束なのですが、Z4はそのまま。そして最近のBMWではおなじみのレーンキープアシストや、渋滞時のハンズオフといった運転支援も見送られ、前走車追従のアダプティブクルーズのみ。レーンキープアシストつけてほしいなぁ、とボヤくと唯さんは「それって、いります? 私、あまり信用していなくて」と硬派な発言。ハンドルはしっかり握って前見て運転しろ、ということですね。

BMW

Z4に着座する唯さん

 唯さんは久々となるZ4に「この感じ、久しぶりです。白のレザーがイイですね。白レザーのクルマ、憧れるんですよ」と笑顔。うれしいのは、この白レザーがオプションではなく、標準で選べるところ。

BMW

唯さんお気に入りのBMW M社カラーのシートベルト

BMW

ベルトクリップはマグネット式で簡単に外すことができる

 唯さん的にお気に入りは、シートベルトのステッチ。こちらはファストアタックパッケージを選ばないとついてきません。イイなと思ったのは、ベルトクリップがマグネットキャッチなところ。細かいところですが、こういう気配りがBMWのよいところ。

BMW
BMW

 夜になると紫のイルミネーションが点灯。「なんか妖しいですね」と唯さんは苦笑い。「ボディーの色と合わせているのかな」というように、これは色の変更が可能です。ここら辺はお好みでどうぞ。

BMW

シート裏に設置されたスピーカーシステム

BMW

ハンドバッグを入れるに適したポケット

BMW

小物入れも用意されている

BMW

チャイルドシートの固定につかうアンカーも用意

BMW

助手席足元にも小物入れが用意されている

 セレクトパッケージに含まれているものはステアリングホイールヒーティング、地上デジタルTVチューナー、そして写真のharman/kardonサラウンド・サウンド・システムの3点。スピーカー12個に7チャンネルのサラウンドシステムという豪華なもの。その近くには、ハンドバック程度なら収納できるスペースが設けられています。また、小物入れも用意されています。小物入れといえば、助手席の足元にもありました。

BMW

ルーフを開閉している様子

BMW

ウインドディフレクター

BMW

手動で着脱できる

 ルーフは自動開閉で動作速度は約10秒。50km/hまでなら走行中でも開閉動作が可能です。変な動作音もなく、動きは実にスムーズ。風の巻き込みを防ぐウインドディフレクターの装着は手動式。アリとナシでは大違いで、普段はつけたままが望ましいでしょう。ただ、ルームミラーから見える後方視界が「ネット越し」になるので、ルーフを閉じている時は外すのもアリかも。もっとも気になるほどのことはなく、むしろ夜間、SUVのヘッドライト攻撃を“多少”和らげる効果があったりはします。

BMW

ラゲッジスペースをチェックする唯さん

BMW

リッドを開けた様子

BMW

ラゲッジスペースの様子

BMW

助手席側には車検証などを入れるに便利なスペースが用意されている

BMW

フューズボックスは運転席側に配置

BMW

トランクスルーした状態

 リアのラゲッジスペースはゴルフバッグ2個は入りそうな容量が確保されています。「私が乗っているNDロードスターよりも、ラゲッジが広いのがイイですね」と唯さん。トランクスルーにも対応しており、長物を納めることもできます。この使い勝手のよさが、Z4の魅力といえるでしょう。オープンカーは実用的ではなく使いづらいというのは、2座であるという点を除けば、そんなことはありません。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事