週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

TSUKUMOの店員が厳選!ASRockの高コスパマザーを使ったゲーミングPC自作はコレ!

2023年12月28日 11時00分更新

 年末年始といえば、冬のボーナスやお年玉で財布の紐が緩みやすい時期。この時期に高性能な自作PCを組み、PCゲームなどを思いっきり遊びたいという人も多いだろう。

 とは言え、まだ構成が決まっていない、最新の情報を追っていないなどで、どんなパーツでPCを組めばいいか分からない、という人もいることだろう。この記事ではそんな人のため、秋葉原のPCショップ「TSUKUMO eX.」にて、ASRockのマザーボードとビデオカードを基点にしてOS抜きのゲーミングPCのパーツ構成を選定してもらった。

 AAAタイトルのPCゲームも快適にプレイできるPCを、できるだけ安価に組みたいという人は、ぜひ参考にして貰って、今年の冬休みを使ったPC自作に活かして欲しい。

25万円以下で将来も見据えたゲーム環境を構築!

 今回PCパーツを選定してくれた「TSUKUMO eX.」のスタッフ紅谷さんのコンセプトは「将来を見越して組むゲーミングPC」。CPUにAMDのRyzen 7 7800X3D、ビデオカードにRadeon RX 7800 XTをチョイスし、現行ゲームタイトルの快適さはもちろん、この時期に購入しても損をしない、各パーツの将来的な更新も意識した構成となっている。また、全体のカラーをトレンドのホワイト基調で整えているのもポイントだ。

ケースやファンなどを扱うとともに、PC一式構成を相談できるスタッフが常駐しているTSUKUMO eX. 6階スタッフのひとりとなる紅谷さん

新しいCPUが発売される際は店頭で実演なども実施していたことでも知られるTSUKUMO eX.。紅谷さんを含め、6階スタッフは、常に一式の相談と、見積もった構成の組み立て代行を頻繁に行っている。そのため製品選定の信頼度は高い

 価格は記事執筆時のTSUKUMOのオンラインショップで再度確認したうえのものだが、オンラインショップでは一部売り切れになっているものもあるので、あくまで参考値として最寄りのTSUKUMOもしくは各ショップでの購入を検討して欲しい。構成以降は、実際に紅谷さんの選定理由を元に、各PCパーツを1つずつ紹介していきたい。

自作PCの構成
種類 製品名 価格
CPU AMD「Ryzen 7 7800X3D」
(8コア/16スレッド、最大5.0GHz)
5万6303円
CPUクーラー サイズ「ProArtist GRATIFY AIO5-WH」
(簡易水冷、360mmラジエーター)
1万5009円
マザーボード ASRock「B650 Pro RS」
(Socket AM5、B650、ATX)
3万1584円
メモリー CORSAIR「CMH32GX5M2B6000C30W」
(16GB×2、DDR5-6000)
2万900円
ストレージ KIOXIA「EXCERIA PRO SSD-CK1.0N4P」
(1TB M.2 SSD、PCIe 4.0)
9080円
ビデオカード ASRock「Radeon RX 7800 XT Steel Legend 16GB OC」
(Radeon RX 7800 XT、16GB GDDR6)
8万5800円
電源ユニット COOLER MASTER「V850 GOLD V2 White Edition MPY-850V-AGBAG-JP」
(850W、80 PLUS GOLD)
1万8980円
PCケース Lian Li「LANCOOL 216 RW」(E-ATX) 1万5950円
- - 合計価格23万7656円

本構成は取材時のもので、在庫は保証できません。最新の在庫と価格は実際に店頭などでご確認ください

PCゲームの性能を引き上げるには現行最強のCPU

CPU:AMD「Ryzen 7 7800X3D」

ASRock

PCゲームでは抜群の性能を発揮する「Ryzen 7 7800X3D」

 CPUは3D V-Cache採用でコストパフォーマンスも良い「Ryzen 7 7800X3D」。選定理由としては、多くのゲームタイトルにおいて競合であるインテルの第14世代Coreを凌ぐパフォーマンスを発揮でき、すでに噂の聞こえてきている次世代CPU「Zen5」の3Dキャッシュなし版とも良い勝負ができそう、という見立てによるという。

シンプルでくせのないコスパの高いマザーボード

マザーボード:ASRock「B650 Pro RS」

ASRock

B650の鉄板マザーボードのひとつである「B650 Pro RS」

ASRock

Blazing M.2スロットはPCIe 5.0x4までの対応だが、これでも十分に高速なSSDを利用できる

ASRock

残りのM.2スロットはそれぞれPCIe 4.0x4、PCIe 3.0x2接続に対応する

ASRock

USB 3.2 Gen2 Type-C含めUSBポートは十分な数があるほか、2.5ギガビットLANポートも備える

 CPUがAMD製のため、マザーボードにはB650チップセット採用の「B650 Pro RS」を選択している。必要十分な機能に加え、価格を抑えられているのがポイント。Wi-Fiは標準では非搭載だが、ASRockは拡張ボード用意しているので、必要に応じて増設できるのも良い。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう