さとるの自腹現地レポ:聖地巡礼シリーズその1
【香港映画・聖地巡礼の旅】ダンジョンみたいな宿に泊まり、ジャッキー・チェン映画の聖地を探せ!
「ポリス・ストーリー」の名シーン
ジャッキー・チェン映画の聖地へ!
さて重慶大厦に泊まって聖地巡礼気分が高まったこともあり、香港映画のロケ地へ行ってみることに。とくにアラフィフの筆者としては80年代から90年代の香港映画をよく観ていたので、懐かしい映画の"あのシーン"と同じ場所がどうなっているのか、訪れてみることにしました。
まずは、重慶大厦から歩いて10分くらいの場所にあるショッピングビルの「永安百貨尖東店」へ。ここは、ジャッキー・チェン主演の「ポリス・ストーリー/香港国際警察」のロケ地です。クライマックスでフロア上層部からジャッキー・チェンがポールに飛びついて、電飾のなかを降りていくシーンが有名ですね。
続いて、香港島にある「香港前終審法院大樓」へ。ここはチョウ・ユンファの出世作ともなった傑作アクション映画「男たちの挽歌」のロケ地。オープニングでチョウ・ユンファが演じる主人公のひとりマークが登場するシーンで使われています。
「男たちの挽歌」のロケ地や
トニー・レオンが昼飯を食べていた屋台街へ
さらに重慶大厦をロケ地として使っていた群像ラブストーリー映画「恋する惑星」も、トニー・レオンとフェイ・ウォンが登場する後半は、香港で最初の市街地であるヴィクトリア市が築かれた島、香港島の蘭桂坊エリアを中心に撮影されています。劇中でトニー・レオンのアパートへ通うフェイ・ウォンや元カノ役が使った、香港名物でもある世界最長のエスカレーター「ミッド・レベルズ・エスカレーター」や、トニー・レオンが昼飯を食べていた屋台街「士丹利街大排档」などは今でも残っています。
(次ページ:ネオンサイン看板が残っているうちに)
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