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ルノーのSUV「アルカナ」のマイルドハイブリッドを選ぶ意味は走りの楽しさに尽きる

2023年12月17日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

ルノー

ルノー/アルカナR.S.ライン マイルドハイブリッド(399万円)

 輸入車唯一のフルハイブリッド「E-TECH」を推すルノー。実はもう1つハイブリッドユニットが用意されています。今回はSUVであるアルカナの「マイルドハイブリッド版」に触れ、E-TECHとの違いを紹介したいと思います。

※フルハイブリッド=高出力のモーターを搭載し、モーターだけで走れるHV。ストロングハイブリッドとも
※マイルドハイブリッド=低出力のモーターを搭載し、コストに優れるHV

 せっかくなので、以前、E-TECH版のアルカナを試乗された新 唯(あらた・ゆい)さんにもチェックしてもらいましょう。

◆アルカナは時代を先取ったクーペSUV

ルノー

ルノー/アルカナR.S.ライン マイルドハイブリッド(399万円)

ルノー

ルノー/アルカナ(E-TECH版)

 アルカナは、ファストバックスタイルのクーペSUV。最初は「なんかすごい形だなぁ」と思ったのですが、その後プジョーやトヨタをはじめ、各社から似たような形のクロスオーバーが出てきたことから、先見性であったり、今後のトレンドなのかなと思ったりもします。唯さんも、最初は「これは何ですか?」と頭の上にクエスチョンマークが出ていたのですが、見慣れるとスタイリッシュでいいかも、とも。

ルノー

全幅1820×全高1580mm

ルノー

全長4570mm、ホイールベース長2720mm

ルノー

アルカナR.S.ライン マイルドハイブリッドのリアビュー

ルノー

アルカナ E-TECH エンジニアード

 外観はE-TECH版のアルカナと同一。E-TECH版との違いはバックドアにあるE-TECHのロゴと、ホイールに設けられた加飾が異なる程度。と言いたかったのですが、実はE-TEHC版は最近ENGINEERED(エンジニアード)というエクステリアにチェンジしたため、見た目はガラリと変わりまして……。今はチタニウムカラーの加飾の有無で見分けられるようになりました。

ルノー

バックドアを開けたところ

ルノー

プライバシートレイの形状

ルノー

プライバシートレイを取り外した状態

ルノー

仕切り板を取り外した状態

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助手席側のラゲッジ内張

ルノー

運転席側ラゲッジ内張

ルノー

仕切り板を置き、背もたれを倒した状態

ルノー

仕切り板を外して、背もたれを倒した状態

ルノー

取り外した仕切り板とプライバシートレイ

ルノー

背もたれを倒した状態

ルノー

バックドアはパワーゲート非対応

 見た目から「荷物が載らないのでは? 後席が狭いのでは?」というイメージを受けますが、これがそうでもなく。荷室に12VアクセサリーソケットやAC100Vコンセントがないのはちょっと残念ですが、荷室は480リットルと大容量。床面は二重底になっており、2列目シートの背もたれをたためばフルフラットにも、より大容量の空間にも対応します。バックドアはかなり大きいのですが、パワーゲートには対応していない様子。ちょっとだけ残念です。

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