【写真家レビュー】Pixel 8 Proはカメラとして考えても魅力的なアイテム
2023年12月13日 19時00分更新
夕暮れの川辺に渡り鳥が。望遠カメラで撮ってみても、まったく焦点距離が足りず。こういうときは思い切った構図にしてみるのも手だ。さらに30倍のデジタルズームでも撮影。光量に乏しく、しかも逆光という難しい状況だったが、AIを使った超解像ズームにより画質は思いのほか良好だ。これならライブやスポーツ観戦でも十分使えると思う
新搭載「プロ設定」でISO感度などをマニュアルで調節可能
広角カメラや、光学5倍の望遠カメラはPixel 7 Proから目立ったスペックアップはないが、シャッタースピードやピント、ISO感度などをマニュアルで調節できる「プロ設定」が新たに搭載されている。正直にいえば動きを表現する「アクションパン」や前後をボカす「ポートレート」の仕上がりがよいので、あまり出番はないと思うが、色合いを調整する「ホワイト」(一般的なカメラでいうホワイトバランス)は重宝するかもしれない。
スマホのカメラは全般的にホワイトバランスが不安定だが、Google Pixelは日陰で青みが強く残るように感じる。余裕があれば自分で補正して、イメージ通りの色味に仕上げるのがいいと思う。また「編集」メニューに従来からあるフィルタも有効だ。
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