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個人情報を含む口座情報を入力させようとするフィッシング詐欺

偽の三菱UFJ銀行から「口座規制」と嘘つく詐欺SMSが着弾

2023年11月26日 18時00分更新

個人口座取引数4000万の銀行を騙るフィッシング詐欺

利用者が多いサービスのフィッシング詐欺は厄介

 三菱UFJ銀行を騙ったフィッシング詐欺が報告されているようです。

 フィッシング対策協議会の発表によると、“銀行口座の取引を一時的に規制している”という内容のSMSを送り付け、文中URLからログインページに似せた偽Webサイトに誘導し、個人情報を含む口座情報を入力させようとするもの。

三菱UFJ銀行を装ったフィッシングメールの例(フィッシング対策協議会公式サイトより)

 同行を騙るフィッシング詐欺については6月にもご紹介しましたが、内容はおおむね変わりません。ただし今回は本人確認も突破できるよう偽Webサイトに電話番号やワンタイムパスワードを入力する欄もありますので一層注意が必要でしょう。

 また、たいていのフィッシングメール/SMSは「自分は利用登録していない」という理由で真偽を判断できるわけですが、三菱UFJ銀行の場合は個人取引口座数約4000万、日本一の利用者数を誇るサービスですので、引っ掛かりやすい人数が飛び抜けて多いことも特徴です。

 現在確認されている偽WebサイトのURLは下記の通り。これ以外のURLが使われている可能性もあります。

https://mufg●●●●.com/

 フィッシング詐欺の常として、誘導先の偽のWebサイトは本物を複製しています。真偽の判断をしようとせず、この手のメールが届いた際にはリンクや電話番号をタップせずに無視するか、自分で検索した公式サイト(あらかじめ設定しておきたブックマークでもOK)からログインして確認・問い合わせしましょう。

 なお、三菱UFJ銀行からの発表金融犯罪にご注意ください/フィッシングによる不正送金被害が急増しています!もあわせて確認しておくとよいでしょう。

三菱UFJ銀行を装ったフィッシングサイトの例(フィッシング対策協議会公式サイトより)

 フィッシング詐欺のメールやSMSがあなたのもとに届いた際は、フィッシング対策協議会に報告することをおすすめします。

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