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JN-GT24FHDR165をレビュー

165Hzの24型ゲーミングディスプレーで1万6980円は安すぎ! でも使い勝手はどうか?

2023年11月18日 10時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトライッペイ/ASCII
提供: 株式会社JAPANNEXT

スタンドの取り付けはツールレス

 JN-GT24FHDR165の外観は黒ベースの落ち着いた雰囲気で、パネル下部にあるシルバーのJAPANNEXTロゴが印象的だ。サイズは567(W)×226(D)×425(H)mmと、24型らしく比較的コンパクトで重量も約3.8kgと軽量で扱いやすい。

 設置スペースもあまり必要とせず、置き場所に困るということにはならないはず。一方で、パネルのベゼルは上下左右ともに18mmといったところで、イマドキのディスプレーとしてはやや厚めに感じた。

 そのため、マルチディスプレーで並べて使用する場合は、間に位置するベゼルが少々気になってしまうかもしれない。安価なモデルだけに複数購入する人もいると思うが、ベゼルの厚さは考慮しておくべきだろう。

165Hzの24型ゲーミングディスプレーで1万6980円は安すぎ! でも使い勝手はどうか?

全体は黒一色で落ち着いた雰囲気。スタンド部とかぶらないVESAマウントは、アクセサリーなどで活用できる点がいい

 スタンドは1辺が190mmほどのひし形の台座に、支柱が伸びる形状。幅は約285mmで安定性は良好だ。支柱や台座の固定はツメを引っかけるだけと簡単で、ドライバーを用意する必要がない点はありがたい。支柱は幅が35mmほど、高さが110mmほどしかなく、高さは調節できない。

 とはいえ、-5度~+15度のチルト機能は備わっており、視点に合わせた微調整は可能だ。75×75mmのVESAマウントにも対応しているので、可動域を広げたい人は別途アームを用いることをオススメする。

165Hzの24型ゲーミングディスプレーで1万6980円は安すぎ! でも使い勝手はどうか?

チルト調整(下方)

165Hzの24型ゲーミングディスプレーで1万6980円は安すぎ! でも使い勝手はどうか?

チルト調整(上方)

165Hzの24型ゲーミングディスプレーで1万6980円は安すぎ! でも使い勝手はどうか?

アームは同社の「JN-GC12V」が直販価格4980円とお手頃なのでオススメ。対応VESAマウントは75×75mm、100×100mm

3系統の映像入力と使いやすいOSD

 2W×2のステレオスピーカーは、少々軽めで低音が足りない印象。ここは価格相応と割り切りが必要だろう。音質にこだわりたいのであれば、別途ヘッドフォンやスピーカーを用意しよう。

 映像入力端子はDisplayPort 1.2が1基に、HDMI 1.4が2基の合計3系統。どの端子を使ってもフルHD、リフレッシュレート165Hzで利用できる。ほか、オーディオ出力用の3.5mmステレオミニジャックも装備。

165Hzの24型ゲーミングディスプレーで1万6980円は安すぎ! でも使い勝手はどうか?

インターフェースは左から電源端子、DisplayPort 1.2、HDMI 1.4×2、オーディオ出力が並ぶ

 OSD操作用のボタンはパネル右側の背面に搭載。5つのボタンが並び、上から順にOSDメニューでは決定、順送り、逆送り、キャンセルになっており、最下部のボタンは電源のオン・オフだ。

 OSDメニュー内の操作以外では、上からメニュー表示、照準点の設定、音量調整、映像入力ソースの選択となる。照準点の設定はOSDメニュー内にはないのでここから選択しよう。

 項目の決定とキャンセルがカーソル移動に使う2つのボタンを挟んで離れているため、操作は直感的にできた。ボタンへのアクセス性も良好で、使っていてストレスは感じなかった。

165Hzの24型ゲーミングディスプレーで1万6980円は安すぎ! でも使い勝手はどうか?

操作ボタンはパネル右側の背面にある

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