スタンドの取り付けはツールレス
JN-GT24FHDR165の外観は黒ベースの落ち着いた雰囲気で、パネル下部にあるシルバーのJAPANNEXTロゴが印象的だ。サイズは567(W)×226(D)×425(H)mmと、24型らしく比較的コンパクトで重量も約3.8kgと軽量で扱いやすい。
設置スペースもあまり必要とせず、置き場所に困るということにはならないはず。一方で、パネルのベゼルは上下左右ともに18mmといったところで、イマドキのディスプレーとしてはやや厚めに感じた。
そのため、マルチディスプレーで並べて使用する場合は、間に位置するベゼルが少々気になってしまうかもしれない。安価なモデルだけに複数購入する人もいると思うが、ベゼルの厚さは考慮しておくべきだろう。
スタンドは1辺が190mmほどのひし形の台座に、支柱が伸びる形状。幅は約285mmで安定性は良好だ。支柱や台座の固定はツメを引っかけるだけと簡単で、ドライバーを用意する必要がない点はありがたい。支柱は幅が35mmほど、高さが110mmほどしかなく、高さは調節できない。
とはいえ、-5度~+15度のチルト機能は備わっており、視点に合わせた微調整は可能だ。75×75mmのVESAマウントにも対応しているので、可動域を広げたい人は別途アームを用いることをオススメする。
3系統の映像入力と使いやすいOSD
2W×2のステレオスピーカーは、少々軽めで低音が足りない印象。ここは価格相応と割り切りが必要だろう。音質にこだわりたいのであれば、別途ヘッドフォンやスピーカーを用意しよう。
映像入力端子はDisplayPort 1.2が1基に、HDMI 1.4が2基の合計3系統。どの端子を使ってもフルHD、リフレッシュレート165Hzで利用できる。ほか、オーディオ出力用の3.5mmステレオミニジャックも装備。
OSD操作用のボタンはパネル右側の背面に搭載。5つのボタンが並び、上から順にOSDメニューでは決定、順送り、逆送り、キャンセルになっており、最下部のボタンは電源のオン・オフだ。
OSDメニュー内の操作以外では、上からメニュー表示、照準点の設定、音量調整、映像入力ソースの選択となる。照準点の設定はOSDメニュー内にはないのでここから選択しよう。
項目の決定とキャンセルがカーソル移動に使う2つのボタンを挟んで離れているため、操作は直感的にできた。ボタンへのアクセス性も良好で、使っていてストレスは感じなかった。
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