現在東京ビッグサイトで開催中のジャパンモビリティショー2023では、日本RV協会による「キャンピングカーエリア」も用意されていました。昨今アウトドア欲を高めている、我らがASCII.jp自動車部のゆみちぃ部長こと、アイドルユニット「純情のアフィリア」の寺坂ユミさん。そんな彼女と、最新のキャンピングカーを見てきました。
◆キャンピングカー好きにも様々な流派がある
夜に地方の「道の駅」に行くと、駐車場にズラリとならぶキャンピングカーの姿に驚かれることでしょう。特に週末になると駐車枠が足りないほどです。キャンプに憧れる我らのゆみちぃ部長も「キャンプ用品って集めるのも大変だし、設営も大変。それに場所も限られるし、セキュリティーの面で怖いかも。でもキャンピングカーなら移動もできて、それでいてセキュリティーも万全。いいことづくめですね」というように、「気軽にアウトドア体験」が楽しめるのもキャンピングカーに注目が集まっている理由のひとつ。
事実、キャンピングカー「キャラバンMYROOM」を販売する日産によると、自動車の販売台数が450万台前後と横ばいの中、キャンピングカー市場は右肩上がりなのだとか。そのユーザーは50代より上の「子育てが終わった世代」が中心とのことで、「夫婦で旅をしたい」というユーザーのほか、「グッズを使っているところをSNSにアップしたい」「クルマを改造して自分好みの1台に作りたい」という3つのパターンに分けられるのだそうです。
その中で、市販のキャンピングカーは主に「旅をしたい」という人に受け入れられていると分析。さらに「寝る場所だけあればいい」という方と「快適に過ごしたい」という二つの流派があるのです。
日産キャラバンMYROOMは「快適に就寝できる場所だけあればいい」という人に向けたクルマなのですが、キャンピングカーエリアに集まった車の多くは「快適に過ごしたい」という人に向けたクルマが多いように見受けました。
◆快適に過ごせるハイエンドモデルたち
まずはハイエンドから見ていきましょう。「ボナンザ/ジェイコ ジェイフライト」(699万6000円)は、大型SUVなどを用いて牽引するタイプのキャンピングトレーラー。運転する際は牽引免許が必要になります。
さっそく内見するゆみちぃ部長。「なんですかコレ!」と驚きの声をあげるのも無理はありません。大きなベッドが1つ、さらに小さな二段ベッドのほか、キッチンまで用意されているのですから。
「見てくださいよ! 電子レンジもあるんですよ」というように、本格的な料理もできてしまいます。さらにシャワールームまで完備! 「いや! 見ないで!」と、なぜか胸を両手で隠したゆみちぃ部長です。「これなら夫婦と子供2人でキャンピング行けますね!」というわけですが、道の駅やキャンプ場によっては置けないのでは……。「そもそも、これが置ける駐車場探しが大変です!」という問題もあったり。
続いて「アネックス/LEBERTY52D」(1200万円)。トヨタ自動車が開発したキャンピングカー専用ベース車両「カムロード」をベースに架装した1台になります。「キャンピングカーって、こういうイメージのクルマですね」というわけで、さっそく内見です。
「先ほどのクルマに比べると小さいですね」と当たり前の事の感想を漏らすのですが、「あれ? なんか床が暖かい」と異変に気付いた様子。なんと床暖房完備なのです。「これはイイですね!」というと、さらに「エアコンまである!」と大きな目を大きくされる部長。キッチンも完備しているので、手料理がふるまえるというわけで、新妻風な写真をパチリ。
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