USB給電65Wモデルと15Wモデルで違いはあるの?
USB Type-CでiPhone 15 Pro Maxの映像出力&充電できるって本当? ディスプレー8台で検証
USB給電もUSB駆動もできるモバイルディスプレーならどうなる?
JN-MD-IPS1331UHDRの主なスペック | |
---|---|
パネル | 13.3型IPS(非光沢) |
解像度 (アスペクト比) |
3840×2160ドット(16:9) |
インターフェース | miniHDMI 2.0、USB Type-C×2、オーディオ出力ほか |
USB給電 | 不明 |
消費電力 | 最大≦12W、通常≦8W、省エネ≦7W、スタンバイ≦0.5W |
サイズ/重量 | 約314(W)×140(D)×185(H)mm/約500g(本体)、約220g(スマートカバー) |
直販価格 | 3万5980円 |
JN-MD-IPS1331UHDRは13.3型のモバイルディスプレーで、電源は付属のACアダプター(USB Type-Cケーブルで接続)かポータブルバッテリーなどの外部電源になります。それとは別に、USB Type-C経由で電力を供給できるノートPCなどのデバイスでも動かせますが、はたしてiPhone 15 Pro Maxでもいけるものなのか。
結論から言えば、無理でした。外部電源なしの状態でiPhone 15 Pro Maxを接続すると、JAPANNEXTの起動ロゴが表示されるものの、すぐに消灯。それを何度も繰り返してました。
どうもJN-MD-IPS1331UHDRを動かすには電力が足りないようです。JN-MD-IPS1331UHDRの消費電力は「通常≦8W、省エネ≦7W」と記載されているのですが、4.5WのiPhone 15 Pro Maxではそこに届かなかったのでしょう。
ちなみに、JN-MD-IPS1331UHDRに外部電源をつなげた状態でiPhone 15 Pro Maxを接続すると、今度はiPhone 15 Pro Maxが電力を受給する側になり、きっちり映像出力と充電ができておりました。まあ、当然なんですけども……。
JN-MD-IPS1564FHDRの主なスペック | |
---|---|
パネル | 15.6型IPS(非光沢) |
解像度 (アスペクト比) |
1920×1080ドット(16:9) |
インターフェース | miniHDMI 1.4、USB Type-C×2、オーディオ出力ほか |
USB給電 | 不明 |
消費電力 | 最大≦10W、通常≦5W、スタンバイ≦0.5W |
サイズ/重量 | 約364(W)×10.5(D)×227(H)mm/約800g(本体のみ) |
直販価格 | 2万5980円 |
気を取り直し、消費電力が「通常≦5W」と低いJN-MD-IPS1564FHDRでリトライ。iPhone 15 Pro Maxの電力供給は最大4.5Wなのでやや足りないはずなのですが、なんと映像が出力できました! いやはやなんでも試してみるもんですね!
もちろん、外部電源がない状態では最大輝度にはならないので、結構暗めの画面にはなります。しかし、映るのと映らないのとでは天と地ほどの差があります。これならiPhone 15 Pro Maxだけ持って行けば、旅行先でも大画面でYouTubeやウマ娘のライブを迫力満点で楽しめることでしょう。
JN-MD-IQ133FHDRの主なスペック | |
---|---|
パネル | 13.3型IPS(光沢) |
解像度 (アスペクト比) |
1920×1080ドット(16:9) |
インターフェース | miniHDMI 1.4、USB Type-C×2、オーディオ出力ほか |
USB給電 | 不明 |
消費電力 | 最大8W、通常5W、省エネ4W、スタンバイ0.5W |
サイズ/重量 | 約310(W)×9.5(D)×194(H)mm/約475g(本体のみ) |
直販価格 | 2万9980円 |
最新の13.3型フルHDモバイルディスプレー、JN-MD-IQ133FHDRでも試してみました。こちらは消費電力が「通常≦5W」ではなく、「通常5W」表記なので厳しいかもと思いましたが、普通に画面が出ました。しかも、JN-MD-IQ133FHDRはQLEDを採用した輝度の高いモデルのためか、JN-MD-IPS1564FHDRよりも明るい印象。
外部電源が取れない出先で少しでも明るい画面で運用したい人には、こちらのほうがいいかもしれません。本体重量は500gを切り、スマートカバーを入れても750gなので、少しでも荷物を減らしたい方にもオススメです。
■Amazon.co.jpで購入
■Amazon.co.jpで購入
■Amazon.co.jpで購入
■Amazon.co.jpで購入
■Amazon.co.jpで購入
■Amazon.co.jpで購入
■Amazon.co.jpで購入
週刊アスキーの最新情報を購読しよう