ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。今週から、コンビニやスーパーの棚に不思議なカップヌードルが並び始めました。これは一体……。
謎肉4倍のカップヌードル、イカ3倍のシーフードヌードル
日清食品は「カップヌードル 謎肉まみれ」「カップヌードル シーフードヌードル イカまみれ」を10月30日から販売開始。各254円。
概念として描かれたであろう、増殖しすぎな具のイラストがパッケージの特徴です。ちょっとコワイ……。
これらは、約4倍の謎肉が入った "謎肉特化型カップヌードル" と、約3倍のイカが入った "イカ特化型シーフード"だそうです。
世界初のカップめんでもある、おなじみカップヌードルの定番フレーバー(醤油味)は、“謎肉”こと味付豚ミンチが特徴のひとつ。「謎肉まみれ」は、この定番フレーバーをベースに、謎肉を通常品の約4倍量に増やした商品。ただし、定番具材であるエビは入っていません。
もう一方の「イカまみれ」はカップヌードルシリーズ人気No.2のシーフードヌードルにフィーチャー。代表的な具材あるイカを通常品の約3倍量に増やし、かわりに、カニカマを抜きにしています。
まみれヌードル、食べてみました
なるほど~、具材を1種を多くする分、他の具材を抜いているのね。エビもカニカマも、カップヌードル界では大事なキャラなので抜くとどうなるかちょっと心配ですが。
ものは試し。食べてみましょう。まずは、「カップヌードル 謎肉まみれ」から。
お湯をかける前からまみれ感。謎肉(味付豚ミンチ)がゴロゴロしています。
3分待って、開けてみます。謎肉がお湯を吸ってふっくらおいしそうに。他の具材やめんの存在感がなくなるくらいにびっしり。4倍量の謎肉はダテじゃありません!
麺の質感や、スープの味はいつものカップヌードルとほとんど同じですが、謎肉が多い分、謎肉から脂が染み出るようです。このようにスープに脂が浮いて、いつもよりこってりジューシーな感じに仕上がってます。
誤解している方もいるかもしれませんが、謎肉は、正式には味付け豚ミンチということからも、ちゃんとお肉を使っているんですよね~。ですので、謎肉がたくさん入っていると、お肉の食べ応えがしっかり。
お次に「カップヌードル シーフードヌードル イカまみれ」。通常品の約3倍量のイカが入っています。
お湯をそそぐとシーフードの濃厚な香りが漂います。イカが多い分、香りがしっかり。
シーフードヌードルには、「イカ」だけではなく、練り物具材の「ほぼイカ」も入っています。おそらく今回の商で、増量しているのはイカだけ。
ちょっと自信ないのですが、赤い皮のような部分があって、形が不ぞろいなのがイカ。
平たくて形が均一なのがほぼイカです。たぶん。
「イカまみれ」はイカの風味が増していて、より本格的な海鮮ラーメンのようにいただけました。魚介がたっぷり入ったちゃんぽんとも雰囲気が近いです。
価格はいつもと一緒。まみれるか、まみれないか
どちらも基本的には、いつものカップヌードル、シーフードヌードルと味は一緒なので、間違いない定番のおいしさでした。4倍の謎肉が入った「謎肉まみれ」はいつもよりお腹にたまる気がするし、イカ3倍の「イカまみれ」はシーフードリッチな味になったような気がします。
ただし、エビの風味がないことによる違和感や、素朴な甘味のカニカマがいないことによるさみしさがそれぞれにあって、「自分は何の具材を好きなのかな?」とか、あらためてカップヌードルについて振り返りができる商品。そう思うと奥が深いです。
ちなみにコンビニで購入した価格で、それぞれ単品254円。通常のカップヌードル、シーフードヌードルと一緒の価格でした。同じ価格でちょっとだけ冒険できるので試してみてもいいのでは!
ナベコ
酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
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