週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

重いゲーム以外は何でもできる今一番ホットなベアボーン!?ASRock「DeskMini B760」の魅力に迫る

2023年11月13日 11時00分更新

2.5GbE対応有線LANを備える

 そして、DeskMini B760では、Dragon RTL8125BGによる有線LANが 2.5GbEに対応となった点も見逃せない。DeskMini B660では、有線LANは1000BASE-Tまでの対応だったので、2.5GbEに対応したハブなどが必要にはなるものの、最大転送速度2.5Gbpsが利用できる点は魅力的だ。

 無線LANも、Wi-Fiモジュール用のM.2スロットが用意されており、同社の「Intel 802.11ax Wi-Fi 6E Kit」などを装着することで、IEEE802.11a/b/g/n/axが利用でき、LANケーブルを引き回す必要はなく、場所を選ばず利用できる。

DeskMini B760

Intel 802.11ax Wi-Fi 6E Kitを使えば、IEEE802.11ax(Wi-Fi 6E)とBluetooth 5.3が使えるようになる

 インターフェースは、フロントパネルにUSB 3.2 Gen.2x2(Tyep-C)とUSB 3.2 Gen.2(Type-A)を1つずつ備えるほか、ヘッドフォン/マイク入出力端子、それにマイク入出力端子を搭載。背面には、映像出力としてDisplayPort、HDMI、USB 3.2 Gen.2(Type-C)、それにD-Sub 15ピンの4系統を備える。

 これらを同時利用して、4画面出力も可能になっている。また、このUSB 3.2 Gen.2(Type-C)は最大60Wの給電機能にも対応していて、各種デバイスの充電ができるほか、例えば対応したモバイルディスプレーなら、映像出力しながら給電するといったことをType-Cケーブル1本で済ませられる。

 そのほか、USB 3.2 Gen.1(Type-A)とUSB 2.0(Type-A)も2つずつ搭載していて、USBは前後で計7系統利用でき、拡張機器を多く接続しても、足りなくなることはまずないはずだ。なお、DeskMini B760は、電源ユニットを搭載しておらず、付属のACアダプターを使用する。

フロントパネルにはType-AとType-CのUSBを装備。Type-CはUSB 3.2 Gen.2x2対応で、最大転送速度20Gbpsを誇る

DeskMini B760

背面の様子。D-Sub 15ピンが用意されている点はめずらしいが、それを含めて4画面同時出力が可能。一番左はACアダプターを接続する電源端子だ

DeskMini B760

付属のACアダプター。筐体に合わせてACアダプターもコンパクトなサイズで邪魔になることはない

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう