2023年、ついに3号機が空へ
初有客フライトに向けピカピカに磨かれる
そんなかわいそうな3号機が、10月20日にいよいよ旅客便として投入されることになり、デビューに向けて、ANAでは機体の洗浄や機内清掃が始まりました。機体に関してはほとんどフライトをしていないため、油汚れなどは少ないものの、空港周辺の土埃がまじった雨だれによる汚れが目立つ感じです。
機内清掃に関しては、ほとんど使われていないため目立った汚れはないものの、エアコンなどにホコリが付着しており、そのあたりは気をつけて清掃をしたとのこと。ちなみに機内清掃時に取材で筆者も入りましたが、2年が経過してもいわゆる「新車」のような匂いが残っていました。トゥールーズからのデリバリーの際にも筆者は取材で機内に入っているので、少し懐かしくもあります。
こうした準備を経て、10月20日に成田空港からNH182として、ハワイ・ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港へフライト。トラブルもなくハワイに着陸し、折り返しNH181として成田空港へと飛び立っていきました。
今後、ANAのA380は3機体制となり、成田から1日2便の運航となります。何号機がどの便に……というのは固定されていないので、どの機体に当たるかは運次第ですが、それもまた楽しみのひとつといったところ。
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