SANKO MARKETING FOODSが運営する「東京チカラめし 新鎌ヶ谷店」(千葉県鎌ケ谷市)は、定期借家契約満了のため、11月4日に閉店が決定した。同チェーンの関東で唯一の店舗の新鎌ヶ谷店の閉店により、国内では、大阪日本橋店(大阪府大阪市)に1店舗を残すのみとなる。
「東京チカラめし」は、1975年、神田のガード下の定食・牛丼の「三光亭」からスタートし、2011年の東日本大震災の年に、「『チカラがでるめし』で日本を元気に」というコンセプトのもとに焼牛丼の店舗を生み出し、店舗を急激に拡大した。その後様々な理由で、店舗数を縮小し、現在で国内では大阪店、新鎌ヶ谷店の2店舗のみ。ライセンスビジネスにより、海外では香港3店舗、バンコク1店舗をオープンしている。
一時期は都内でも多く見かけた同チェーンの縮小に心をいためているファンも多いのではないだろうか。新鎌ヶ谷店閉店のリリースによると「できるだけ早いタイミングで東京都内に新店舗オープンのご案内ができるよう、現在はふさわしい物件を探している」との記載があった。都内への返り咲きに期待したところだ。
「東京チカラめし 新鎌ヶ谷店」では、10月17日〜10月19日および、10月24日~26日のそれぞれ3日間、これまでの来店客の愛顧に感謝した閉店キャンペーンを実施。
10月17日~19日は牛丼または豚丼を注文した人に「鶏唐揚げ2個」がサービス。また、10月24日~26日には、牛丼(3種)を注文した人に「肉増量」がサービスされる。
近くの人は閉店前に足を運んでみるのはいかがだろう。
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