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ザ・プレミアム・モルツのデザインは発売当初とこんなに変わっていた! 変遷をたどってみた

2023年10月20日 17時00分更新

文● ナベコ 編集●ASCII
提供: サントリー

 

金一色のゴージャスな限定デザイン缶が登場!

――この度、限定デザイン缶が登場しましたね。

五百竹さん:はい、「ザ・プレミアム・モルツ 限定デザイン缶」「同 〈ジャパニーズエール〉香るエール 限定デザイン缶」を10月17日から数量限定で販売開始しました。

中味は同じでデザインだけ特別なザ・プレミアム・モルツと香るエール

――ザ・プレミアム・モルツは金一色のゴージャスな見た目。香るエールは、文字がななめに入って定番以上にカワイイ感じですね。中の味はいつものプレモル、香るエールなんですよね。

五百竹さん:そうです。10月の酒税改正のタイミングで各社が様々なビール商品を発売してくる時期に、ザ・プレミアム・モルツブランドとしては、既存のおいしさを変えるのではなく、特別なデザインで新しい体験を提供したいなと考えて限定缶を発売することにしました。

金一色でかっこいい!

――デザインが違うだけで雰囲気が変わってきますね! 特に金色の缶のザ・プレミアム・モルツはラグジュアリーでつい目が惹かれます。

五百竹さん:今回の限定デザイン缶を出すにあたって、プレミアムな世界観を出そうと「金一色」というコンセプトは最初に決まりました。

――ほほう~。あれ、金は金でも、定番のザ・プレミアム・モルツの金とは違うんですね。

五百竹さん:黄色みを抑えてより本物の金にみえるような質感を選んでいます。また、金色の統一感を出すためにザ・プレミアム・モルツのロゴの大きさも定番のデザインより少し小さくなっています。バランスがとれるようにいろいろ試作し検証しました。さらに、さりげないポイントですが、こちら、みてください。

なんと、バーコードの部分に“隠しビール”が

――あ、バーコードの部分にビールのデザインが!

五百竹さん:はい、重厚すぎてしまうんじゃないかと懸念して、気軽に手にとってもらいたいという思いから、遊び心あるデザインを取り入れています。バーコードにデザインを入れているのは、ザ・プレミアム・モルツシリーズの中でも、金の限定デザイン缶だけです。

――思わず写真に撮りたくなっちゃう!

「金のプレモルをワクワクしながら楽しんでいただきたい」

五百竹さん:いろいろと楽しんでもらえるとうれしいですね。金の限定デザイン缶に関しては、6缶パックも金色、24缶入りのケースも金色で、まるで金のカタマリのように見えるんじゃないかなと思います(笑)。やはり金だとテンションが上がるので、お客さんがビールの棚に並んでいる金の限定デザイン缶を見つけてウキウキしてくれる、そんな様子が目に浮かんでいます。

――香るエールはよりカジュアルな雰囲気になりました。

香るエールの限定缶はコラージュデザイン

五百竹さん:そうですね。継ぎはぎしたような、コラージュデザインというのを取り入れています。さっきお話ししたように、以前こそザ・プレミアム・モルツは左右対称のかっちりしたデザインでしたが、もっと気兼ねなくプレミアムビールを楽しんでほしい。そんな思いから、遊び心を取り入れた楽しい雰囲気にしています。

今だけの味「ゴールデンエール」もコラージュデザイン

――缶のデザインでイメージが変わってきますね。限定の缶の登場と同時に、数量限定の新味ビールも気になっています。

五百竹さん:はい、「ザ・プレミアム・モルツ 〈ジャパニーズエール〉ゴールデンエール」が限定デザイン缶と同じく10月17日から数量限定で登場しています。こちらは、中味もいつものプレモルとは違います。ゴールデンエールという今だけしか味わえないビールになっています。

限定フレーバー「ザ・プレミアム・モルツ 〈ジャパニーズエール〉ゴールデンエール」

――ゴールデンエールはどんな味なのでしょう?

五百竹さん:こちらは日本人の嗜好に合う“やわらかな果実香と、豊かに広がる余韻”を特長としていて、ふんわりとした香りが長く持続します。これからの気温が下がる季節にも、食事と共にゆっくりと楽しんしていただくことをオススメします。ですので、グビグビと喉ごしで飲むビールを想起させる爽やかな色づかいではなく、ゆっくり味わって楽しんでいただくために暖色で温かみのあるカラーリングを採用しました。

ゆっくり楽しんでもらいので、暖色を採用

――なるほど、赤い色にはそんな思いがこめられているんですね!

五百竹さん:また、香るエールと同様にコラージュデザインを採用しています。香るエールと同じく、こちらも「ジャパニーズエール」。エール(上面発酵)ビールというジャンルの中には、ドンとした重厚感が溢れるものもあるけれど、ジャパニーズエールシリーズは、肩肘を張らずに気軽に飲んでほしいという思いがあります。ですので、やはりコラージュデザインの缶でそのカジュアルさを出しています。

――わあ! そんな思いが込められているとは。缶のデザインをみて、どんな味わいかを想像しながらビールを楽しんでみるのもよさそうです。今回は勉強になりました。ありがとうございます。

缶のデザインで味を想像してみるとおもしろそう

 ザ・プレミアム・モルツの缶のデザインに込められた思いをたくさんお聞きできました。発売当初から変わらないのは、プレミアムなビールのおいしさを後押ししようという思い。金と紺の2色づかいや、タンブラーシェイプなどを一貫して踏襲しつつも、タンブラーを大胆に傾けてみたりと、時代に応じて柔軟に変化していくしなやかさを感じます。

 これからの季節、定番の商品から、限定のデザイン缶、限定フレーバーが登場して、ビールの売り場にプレモルがたくさん並びます。缶のパッケージを見ながら選ぶ楽しみもありますね。

そのまま飲むのいいけど、グラスに注いで飲むと、なおおいしい!

 さて、新発売の「ザ・プレミアム・モルツ 〈ジャパニーズエール〉ゴールデンエール」を飲んでみました。桃などを想像する華やかな香りが広がり、軽やかながらも余韻が長く続くビールです。芸術の秋なので、好きな音楽を聴きながら、はたまた画集を見ながら飲むなどすると、とてもオシャレな時間を過ごせそうですよ。缶に描かれた草原の雰囲気がぴったりの味でした。

 初めて飲むビールは、缶のデザインを見て、味を想像して飲むと自分の中で答え合わせができておもしろいかもしれません。

 

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