週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

オレ達がガンダムだ!

オレ達は“ガンプラをスキャンしバトルする世界線”に生きている

2023年10月14日 08時00分更新

ガンプラに乗ってガンプラバトルに出撃
「オレ、行きまーす!」

 そしてついに出撃のとき!

 司会の方が「出撃時には、どうぞご自由におっしゃってください」とのことでしたが……。たぶん皆さん、心のなかで「オレ、行きまーす!」的な感じで叫んでいたと思います(笑)。

 出撃後は、まずチュートリアルが始まり、TPS(三人称視点)ゲーム的な視点で機体を操作します。操作は2本のレバーで、左右のトリガーが攻撃ボタン。右スティックが上下移動、左スティックが前後・左右移動です。これまでガンダムゲームをいくつかプレイしてきた方なら、直感的に馴染める操作性になっている模様。

バトル時の機体操作は左右2本のスティックで。筐体は「ビルドシリーズ」を彷彿とさせるデザイン

 操作中、機体が手前に来てアップになると、改めて、さっきまで手に持っていた、自分が作ったガンプラが動いているんだということがはっきりとわかるので、ここでまた興奮!(こんなもん、興奮不可避でしょ) 続いて、レバーを使って前方から迫るデブリを回避します。ロックオンして赤枠で囲まれたデブリは、攻撃ボタンを押すことで破壊できる模様。

ガンダム ガンプラバトルVR

ビームライフを当ててデブリを破壊すれば得点アップ!

 デブリをかわすことである程度の操作に慣れたところに、デモプレイのラスボスであるビグ・ザムが降臨!

 ビグ・ザムは360度のメガ粒子砲攻撃のあとに、正面に大型メガ粒子砲を発射してきます。無事、撃破するとスコアが出て、そこで体験会が終了です。

 見た感じはバンダイナムコエンターテインメントのゲーム「ガンダムブレイカー」的な印象でしたが、操作する機体が自分が作ったガンプラだと考えたら、圧倒的に別次元のゲームです。スタッフさん曰く、現状は高さ15×幅15×奥行10cmのなかに収まるガンプラなら、どんな1/144スケールのHGUCシリーズでも、1/100スケールのMGシリーズでも、さらにはどんな改造を施していても、スキャンし「ガンプラバトルVR」上で遊べるとのこと。

ガンダム ガンプラバトルVR

受付ブースに置かれた透明ケースに入るサイズならスキャンしてプレイが可能

ガンダム ガンプラバトルVR

受付ブースには塗装や改造が施されたガンプラが。こんな自由なデザインのガンプラがVRで操作できる。武器は別でスキャンされ、スキャン後に装着される

 今回は皆さんのプレイを眺めていただけですが、実際に自分が作ったガンプラをあのスキャン台の上に置き、その周りをロボットアームが動いてスキャンし、VRゴーグルの中に自分の愛機が表示され、それでゲームバトルができるなんて、実際にプレイされた方にしかわからない感動があるはず。オレも体験したかった〜!

 これは近い将来、世界各地の「ガンダムベース」などに、この「ガンプラバトルVR」の筐体が設置され、世界中のガンダム&ガンプラファン達とバトル&共闘できたりする予感! 早ければ「ガンダムビルドファイターズ」や「プラモ狂四郎」の世界が、来年あたりには実現しちゃうかも。アメリカからまた友達ファミリーが来た時には一緒に体験できるようになってるかな~? オレたちが憧れた未来はすぐそこまで来ているぜ!

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう