なか卯の常識破り「ほろチキ親子重」！でっかい骨つき肉をかっこむ幸せ

2023年10月02日 19時15分更新

この親子丼、鶏肉が骨つきなんです

　ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。お酒好きとしては恥ずかしいことに、量をわきまえず飲んでしまって、二日酔いになることがしょっちゅう。う～ん、困りものですね。

　さておき、二日酔いの時の食事は人それぞれだと思いますが、私はどういうわけか「親子丼」を食べたくなることが多いです。「なか卯」は通年親子丼を扱っているチェーンで重宝しているのですが、そんななか卯から革新的なメニューが登場していました。

　その名も「ほろチキ親子重」。9月13日より登場した新メニューです。

骨つきの鶏肉が主役の「ほろチキ親子重」

●「ほろチキ親子重」（9月12日発売）
　並盛690円／ごはん大盛760円

　ほろほろとほぐせるほど柔らかな骨つき鶏もも肉を、なか卯自慢のこだわり卵でとじた親子丼ならぬ、“親子重”とのことで、注目すべきは「ほろチキ」と呼ばれる骨つき鶏肉。こちら、聞いたことある人も多いのでは？

　そう、なか卯と同じゼンショー系列の牛丼チェーン「すき家」から、「ほろほろチキンカレー」「炭火焼きほろほろチキン牛丼」といったメニューがかつて登場していました。おそらく同様のチキンなのでしょう。（関連記事→「ほろほろチキ牛丼」・「ほろほろチキンカレー」）

お弁当で持ち帰ってきました。骨つき肉が存在感大！

　とにかく鶏肉が大きい。骨付きのまま大胆に鶏もも肉を使用するって、親子丼の掟破りでは？

　では、いただてみましょう。具とごはんがセパレートになっているため、上部の皿をはずしてごはんに具をかけます。

具だけでも重いんですよね

　ずっしりとした質量感。ふつうの親子丼と違って、鶏肉が1枚連なっていますからね。

たまごと色が馴染んで見えづらいですが、鶏肉は手のひら位の大きさがあります

　うまい具合に具がのりました。親子丼というか、鶏もも肉を使用したオードブルみたい。

大きいけど柔らかい！

　「骨付きだと食べにくいのでは？」といったご心配は無用です。なぜなら、ほろチキは身がとても柔らかく、力を入れなくてもほろりとほぐれていくから。箸でも簡単にほぐして食べられます。

骨ごとかじりついても◎

　炙った炭火が香ばしく、やわらかく優しい食感のほろチキ。そこに、なか卯自慢のだしの旨みたっぷりのたまごが絡みます。いつもの親子丼とはまた違った、お肉の存在感たっぷりの親子重に。

遠慮なくかっこみましょう

　ほろチキが柔らかくておいし～!! 味はなか卯お得意の親子丼がベースになっているので間違いありません！ごはんにつゆがトロトロと染みてかっこむようにいただけます。

　なか卯の定番の親子丼は、鶏肉とたまごの一体感があってバランスがいい仕上がりですが、ほろチキ親子重は鶏肉が主役。好きなように箸でほぐして、口いっぱいにほろチキを頬張れますよ。

　ありそうでなさそうな、大胆な骨つき肉の親子重。お肉をワイルドにガブリとかじりつきたいけど、慣れ親しんだ和の味わいも楽しみたい、という時にいいのではないでしょうか。

柚子ごしょう（こしょう）もついています。

　親子丼好きとしては、なか卯の親子丼にユニークなバリエーションが登場して素直にうれしいです。鶏肉とたまごの組合せって最高ですよね！

　……ただし、お肉が大きい分、食べ応えあるため、二日酔いの時食べるにはちょっとだけヘヴィーかも。そもそも二日酔いにならないため、お酒の飲み方をわきまえるべきなのかもしれません。

　ちなみに、ほろチキ親子重の販売期間は、公式HPに特に記載されていませんでしたが、おそらく期間限定で切り替わってしまうものと思われます。気になっている人はお早めに！