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新型プリウスはただのエコカーにあらず! スポーティーな外見と走りでオールマイティーな存在に

2023年10月01日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

◆USBはすべてType-Cを採用! ワイヤレス充電はスマホのサイズ次第

プリウス

ステアリングホイール

プリウス

ステアリングリモコン左手側

プリウス

ステアリングリモコン右手側

プリウス

ステアリングヒーターのボタンは右手側にある

プリウス

パーキングアシストは左手側に用意

 ステアリング周りは、イマドキのレーシングカーのごとくボタンがいっぱい。特に混乱するのが右手側のクルーズコントロールまわり。通常のクルーズコントロールとレーダークルーズコントロールを選択する「走行支援モード選択スイッチ」に、速度設定の「走行支援スイッチ」にプラスとマイナスの「車速調整スイッチ」、前走車との「車間距離切りかえスイッチ」、そして「キャンセルスイッチ」。その下にはカーオーディオの「ソース切り替えスイッチ」が並びます。

 それ自体はほかのクルマも似たようなものですが、クルーズコントロールとレーダークルーズコントロールの違いがよくわからず。さらにメーターパネルのアイコンが小さいことから「これはどっちのモードなのか?」と少し混乱しました。

プリウス

USB端子はType-Cを採用

プリウス

フタを取ると、さらに小物入れが姿を現す

プリウス

大型のスマホを置いた状態

プリウス

ケーブルをつなげると、スマホが浮いた状態になる

プリウス

アームレスト内もUSB Type-C

 ASCII.jp自動車部名物のUSB/スマホトレイ徹底チェックです。まずUSB端子はダッシュボードに2個、アームレストの中に2個あり、すべてType-Cに。部員たちはType-Aは時代遅れ、iPhoneだってType-Cになったんだから、これには大満足。

 逆にスマホトレイは横置きタイプでちょっと不満。さらにケーブルをつなげると、6型以上の大型端末ではケーブルが浮いてしまうので、さらに不満です。ちなみにスマホトレイは取り外すことができ、ケーブルやヘソクリを隠すのに便利そうでした。

プリウス

センターコンソールまわり

プリウス

スマホを差し込んだ様子

プリウス

ワイヤレス充電ボタンとLED

 感心したのが、ドライブモードセレクターの隣に設けられたスマホトレイ。ワイヤレス充電(Qi)対応で、縦に差し込むタイプです。Qi充電のスイッチが小さいのでわかりづらく、スマホのサイズはケースを選びそうなところと、ケーブルを挿した状態で差し込むのは難しそうなのは難点ですが、ドリンクホルダーのようにしっかりホールドするので、運転中にあっちこっち動かないのは実にイイ!

 今まで色々なクルマのスマホトレイを見てきましたが、プリウスのワイヤレス充電ホルダーは傑作に近いかも! 次にイイのは、アームレストに差し込むアルファ・ロメオかなと。

プリウス

メニュー画面

プリウス

Apple CarPlay

プリウス

Apple CarPlayで音楽再生をしている状態

プリウス

Bluetooth認証画面

プリウス

ワイヤレスApple CarPlay状態

プリウス

Android Auto画面

プリウス

Android Autoを使っている状態

プリウス

ワイヤレスAndroid Autoは非対応

プリウス

Android Autoはケーブル接続しなければ使えない

プリウス

音声認識でエアコンを操作してみた様子

 ASCII.jp自動車部名物、インフォテイメントとスマホの関係について。Apple CarPlayはワイヤレスApple CarPlayに対応しますが、Android Autoはケーブル接続でなければ使うことができません。最近ワイヤレスのAndroid Autoが解禁されましたが、対応機種(カーナビ側)がほとんどないのです。

 さて、プリウスの音声認識を試したところ、こちらの認識率はかなり高く、ナビはもちろんエアコン操作なども可能。ただ声はシッカリと発音した方がよさそうで、Googleマップのようにはいかないようです。

プリウス

バイザー裏側

プリウス

室内灯まわり

 室内灯とバイザー裏のミラーもチェック。バイザー裏は最近はやりつつある、照明とミラーが別の場所にあるタイプ。室内灯の中央部にはSOSボタンが用意されていました。

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