ボンジュール、PC自作に年間50万円はつっこんでいるジサトライッペイです。今年も凱旋門賞の季節がやってきましたね。僕はひと足お先に『ウマ娘 プリティーダービー』の新シナリオ向けの最強サポカを完凸して、貯金がすっからかんになりました。
今回はそんな金なし・運なし・ろくでなしの僕が、なぜ高額な「iPhone 15 Pro Max」の512GBモデルを予約したのかってお話です。
■6.7型&10GbpsのUSB Type-Cはマスト
僕が現在使っているスマホは、2年前の夏に購入した「iPhone 12 Pro Max」の512GBモデル。もう少し待てば、iPhone 13シリーズが出るというタイミングでした。しかし、いきなり目が悪くなったせいで、一刻も早く当時使っていた「iPhone X」よりも画面が大きく見やすいスマホに乗り換えたかったのです。
そんなわけで、今回も画面サイズの都合上、6.1型の「iPhone 15」や「iPhone 15 Pro」はまず除外しました。残りは6.7型の「iPhone 15Plus」かiPhone 15 Pro Maxになるわけですが、USB Type-Cのデータ転送速度が高速な後者に決定。
iPhone 15 | iPhone 15 Plus |
iPhone 15 Pro |
iPhone 15 Pro Max |
|
---|---|---|---|---|
容量 | 128/256/512GB | 128/256/512GB 1TB |
256/512GB 1TB |
|
ディスプレー | 6.1型有機EL | 6.7型有機EL | 6.1型有機EL 120Hz対応 常時表示 |
6.7型有機EL 120Hz対応 常時表示 |
画面解像度 | 2556×1179 ドット |
2796×1290 ドット |
2556×1179 ドット |
2796×1290 ドット |
サイズ | 71.6×147.6 ×7.8mm |
77.8×160.9 ×7.8mm |
70.6×146.6 ×8.25mm |
76.7×159.9 ×8.25mm |
重量 | 171g | 201g | 187g | 221g |
CPU | A16 Bionic | A17 Pro | ||
Wi-Fi | Wi-Fi 6(2×2 MIMO) | Wi-Fi 6E(2×2 MIMO) | ||
コネクター | USB-C(480Mbps) | USB-C(10Gbps) | ||
連続再生時間 (ビデオ /ストリーミング /音楽) |
20時間 /16時間 /80時間 |
26時間 /20時間 /100時間 |
23時間 /20時間 /75時間 |
29時間 /25時間 /95時間 |
だってこの通り、iPhone 15 PlusのUSB Type-Cの仕様が、USB 2.0(最大480bps)相当なんですもの。iPhone 15 Pro MaxのUSB 3.2 Gen 2(最大10Gbs)相当ですら「最新モデルでこれかよ!」って話ですからね。PC自作業界では、Thunderbolt 4(最大40Gbps)はどうする? おもいきってつけちゃう? いやー、USB 3.2 Gen 2x2(最大20Gbps)で妥協するわ~なんて時代なのに。USB 2.0って。ないわ~。
■背中を押したiPhoneのリセールバリュー
そして、ストレージ容量は今使っているiPhone 12 Pro Maxが512GBモデルなのでそこに合わせました。現在の使用量は180GBぐらいなので、256GBモデルでも足りるんじゃないかなーとは思いました。3万円も差がありますし。でも、そんなことを考えていましたら、次第にiPhoneを今買い替えなくてもいいんじゃないか、という気もしてきました。
だって、PC自作向けのM.2 SSDだったら、512GBモデルでも3000円台ですよ。1TBモデルでも5000円台で買えてしまうご時勢に、ねぇ? ちょっとどうなんだろうと思いません? しかも、別に今使っている端末の具合が悪いってことでもないですし。お金もないことだし、まあ今回もスルーかなと思っていたところ、聞き流せない情報が飛び込んできました。
それは、「iPhoneはリセールバリューがイイ」らしい。すなわち、「高く売れる」んですって。で、本当かなーと思って、よく使っている売買サービス「ラクウル」で調べてみたところ、僕のiPhone 12 Pro Max(512GBモデル)の買取目安額は、状態次第ではあるのですが、なんと9万2000円でした。おいおい、マジかよ! ウワサには聞いていたけど、iPhoneのリセールバリューってスゲー!
このリセールバリューの高さに興奮して、ついつい財布のひもがゆるんでしまい、まんまと512GBモデルを予約してしまったわけです。でも、後悔はしておりません。だって見てくださいよ。このアップデートされたスペックの数々を!
iPhone 12 Pro Max | iPhone 15 Pro Max | |
---|---|---|
容量 | 512GB | 512GB |
ディスプレー | 6.7型有機EL | 6.7型有機EL、120Hz、常時表示 |
画面解像度 | 2778×1284ドット | 2796×1290ドット |
画素密度 | 458ppi | 460ppi |
最大輝度 | 800ニト(標準)、1200ニト(HDR) | 1000ニト(標準)、1600ニト(HDR)、2000ニト(屋外) |
サイズ | 78.1×160.8×7.4mm | 76.7×159.9×8.25mm |
重量 | 226g | 221g |
CPU | A14 Bionic | A17 Pro |
カメラ | 12メガ(広角)+12メガ(超広角)+12メガ(望遠5倍)/F値1.6、2.4、2.2+LiDAR | 48メガ(広角)+12メガ(超広角)+12メガ(望遠5倍)/F値1.78、2.2、2.8+LiDAR |
インカメラ | 12メガ/F値2.2 | 12メガ/F値1.9 |
手ぶれ補正 | ○(光学式:広角/望遠、広角はセンサーシフト式も) | ○(光学式:広角/望遠、広角は第2世代センサーシフト式も) |
Wi-Fi | Wi-Fi 6(2×2 MIMO) | Wi-Fi 6E(2×2 MIMO) |
コネクター | Lightning | USB-C(10Gbps) |
連続再生時間 (ビデオ/ストリーミング/音楽) |
20時間/12時間/80時間 | 29時間/25時間/95時間 |
ワイヤレス充電 | ○(MagSafe、Qi) | ○(MagSafe、Qi2) |
ディスプレーもSoCもカメラもWi-Fiもコネクターもすべて進化してるうえに、ちょろっと小型・軽量化までしていて最高ですよ! さらに、売る時は高額買取してもらえるってんだから、一時的に25万円ぐらい出てってもノープロブレムです。おそらくこれなら、UDランクのウマ娘もサクッと育成できるし、きっと凱旋門賞のチャンピンズミーティングでジュエルをわんさかもらえることでしょう。
とりあえずは3回払いの1回目の前に、iPhoneのほかPCパーツもいくつか売ろうと思います。iPhoneと比べたらリセールバリューはちょっとわかりませんが、なんぼか足しにはなるでしょう(僕が100万円で買ったCPU「Xeon E5-2699 v4」×2は「0円」でした……)。むしろ、iPhoneの売買で浮いたお金のぶん、新しいPCパーツでも買っちゃいましょうかね。えへへ。
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